棒槌島

概況:
棒槌島は大連市中山区に位置する風景名勝地で、大連市中心から約9キロメートル、車で20分ほどの距離にあります。三面を山に囲まれ、一面が海に面した地形で、緑豊かな自然が広がっています。島の名前は、沖合約600メートルに浮かぶ人参型の小島が、遠くから見ると洗濯用の棒槌に似ていることに由来します。清代以降、皇帝をはじめとした国の指導者たちが保養地として愛用した歴史ある場所で、周恩来首相や朱德委員長、邓小平氏ら多くの偉人が宿泊しました。1965年には葉剣英元帥がここで詩「遠望」を詠み、毛沢東主席がその詩を揮毫しました。現在は高尚な保養所として知られる棒槌島賓館を中心に、ゴルフ場やテニス場、海水浴場などの施設を備えた総合リゾート地として発展しています。

見所:
・棒槌島賓館:11棟の異なるスタイルの別墅が連なる格式高い保養施設。多くの国家指導者が宿泊した歴史的建造物
・海水浴場:長さ500メートルの白い砂浜が広がり、水質が澄み渡り大連随一の海水浴場として人気
・葉剣英詩碑:岩壁に刻まれた「遠望」の詩碑。毛沢東の手書き「棒槌島」の文字も見どころ
・三山島:霧に覆われ蓬莱の島のように幻想的に見える沖合の島々
・自然探勝:島全体に咲き誇る野草や岩肌、原生林が織り成す景色

入場料:無料
中国語名:
棒槌岛(bàng dǎo)
中国語名の読み方:
バン チュイ ダオ
英語名:
Bangchui Island Scenic Spot
棒槌島の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30
ローシーズン:8:00〜17:00
棒槌島へのアクセス:
住所:中国遼寧省大連市中山区濱海路東段
公共交通機関:
大連市中心からタクシーで約20分、料金は20元程度でアクセス便利です。乗り合いタクシーの利用も可能です。公共交通機関はないため、タクシーまたは専用車での訪問をお勧めします。専用車の場合、入園時に10元の駐車料金が必要です。
注意事項:
帰路のタクシーは数が少なく、拾いづらい場合があります。他の観光客と相談して乗り合いされるか、現地の旅行会社に送迎手配を依頼されることをお勧めします 専用車でお越しの場合は、入園時に別途10元の駐車料金がかかりますのでご準備ください 施設内は貴賓接待施設もあり、一般公開エリアと区別されている場合があります。案内板や係員の指示に従ってご観光ください 海水浴場の利用は夏季に限られます。水着やタオルなど必要なものはご持参ください。安全のため、指定区域内でご入浴いただくようお願いします 山道や岩場もありますので、歩きやすい靴でのご来場をお勧めします。特に雨上がりは滑りやすいので十分ご注意ください

棒槌島の写真

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