老虎灘海洋公園

概況：
老虎灘海洋公園は、中国遼寧省大連市の南部に位置する国家AAAAA級の海浜リゾートです。総面積は118万平方メートルに及び、海に面した自然の地形を活かした広大な敷地には、海洋生物の展示からバードサンクチュアリまで、多様なアトラクションが揃っています。公園内には、中国を代表する彫刻家である韓美林氏が手がけた全長35メートルにも及ぶ6頭のトラのモニュメント「群虎彫塑」がシンボルとして佇み、その雄大な姿が訪れる人々を出迎えます。また、園内には「老虎洞」と呼ばれる洞窟もあり、その名称の由来となった伝説を感じさせる神秘的な雰囲気を味わえます。海洋公園としての特徴は何と言ってもその充実した施設にあり、極地館、珊瑚館、海獣館、歓楽劇場、鳥語林の五つの主要施設から構成され、ホッキョクグマやペンギンなどの極地動物から、色とりどりの珊瑚、イルカやアシカのパフォーマンス、そして約2000羽の鳥が放し飼いされている大規模なバードサンクチュアリまで、海と自然の魅力を存分に楽しむことができます。

見所：
・極地館：ホッキョクグマ、ペンギン、セイウチなど、南極と北極の珍しい動物たちを間近で観察できます。特に、イルカやシャチのパフォーマンスは迫力満点で人気があります。
・珊瑚館：アジア最大級の規模を誇る珊瑚の展示館では、多種多様な熱帯魚や色鮮やかな珊瑚礁が再現された水槽を見学できます。
・鳥語林：広大なネットの中に作られた自然環境で、クジャクをはじめとする約2000羽、100種類以上の鳥が放し飼いされており、間近で観察したり、餌やり体験を楽しんだりできます。
・群虎彫塑：公園のシンボルである巨大な6頭のトラの彫刻は、その迫力のある姿で記念写真の名所となっています。
・海上観光：園内からは海上観光遊覧船も出ており、老虎灘湾の美しい海岸線を海上から一望する絶景を楽しめます。

入場料：
五館共通券（極地館、珊瑚館、海獣館、歓楽劇場、鳥語林）は大人220元です。6歳以下（含む）または身長1.3メートル以下（含む）の児童は無料、6歳（不含）～18歳（含む）の未成年者及び全日制大学生は学生証提示で150元となります。60歳～69歳の高齢者は半額、70歳以上の高齢者は公園入場無料（但し、各館に入場する場合は70元の長者票が必要）です。現役軍人、軍隊離退休幹部、障害者も優待制度の対象となります。老虎滩(lǎo hǔ tān)ラオ フゥ タンTiger Peakハイシーズン（4月1日～10月31日）：8:30～16:30（入場は16:00まで）
ローシーズン（11月1日～3月31日）：8:30～16:00（入場は15:30まで）
※季節やイベントにより変動する場合があります。住所：遼寧省大連市中山区濱海中路9号
公共交通機関：
大連駅からはバス2路に乗車し、「老虎灘」バス停で下車します。空港からは、空港バス（710路）に乗車後、五一広場で4路バスに乗り換える方法があります。市内からは、バス4路、30路、403路、404路なども老虎灘海洋公園にアクセスします。また、地下鉄5号線「虎灘公園站」が開通しており、D出口から徒歩約5分でアクセスできます。園内は広く、歩行距離が長くなります。履き慣れた歩きやすい靴での来園をお勧めします。 人気の動物パフォーマンスは時間が決まっています。スケジュールを事前に確認し、余裕を持って会場へ向かいましょう。特に歓楽劇場の海獅・海象パフォーマンスは混雑しますので、良い席を確保するには早めの入場がおすすめです。 園内の売店やレストランは価格が高めの傾向があります。飲料水や軽食を持参することをお考えください。 貴重な動物たちの健康と安全のため、指定された場所以外での餌やりは固く禁じられています。マナーを守って楽しい時間をお過ごしください。 電子チケットをご利用の場合は、スマートフォンのバッテリー残量にご注意ください。また、入場の際には身分証明書の提示が必要な場合がありますので、忘れずにお持ちください。