星海公園

概況：
星海公園（せいかいこうえん）は、中国遼寧省大連市沙河口区に位置する歴史ある海浜公園です。1909年に南満州鉄道株式会社によって「星ヶ浦遊園」として開園し、1945年に現在の名称に改められました。名称の由来は、湾内に浮かぶ「天外来石」と呼ばれる星のような形をした巨石「星石」にちなんでいます。総面積は15万平方メートルに及び、陸地の庭園部分と全長800メートルの弓形をした海水浴場から構成されています。園内には万花披紛の緑地と多様な娱乐施設が整い、大連市民の憩いの場として、また「大連市区最大の消暑楽園」として親しまれています。

見所：
・海水浴場：大連四大海水浴場の一つに数えられ、砂浜は全長800メートル、幅30メートル。海が緩やかで水深が適しており、夏場は多くの海水浴客で賑わいます。
・海上蹦极（バンジージャンプ）：ニュージーランドから導入された高さ55メートルの海上バンジージャンプで、眼下に広がる海と星海湾跨海大橋のパノラマビューが楽しめます。
・探海洞：園内の東小山にある洞窟で、内部の石段を下りていくと突然海が目の前に広がるというスリリングな造りになっています。
・聖亜海洋世界：中国とニュージーランドなど5カ国が共同で投資した大規模水族館で、全長118メートルの海底トンネルでは約200種類1万匹以上の海洋生物を間近で観察できます。
・史前生命博物館：中国唯一の史前生命をテーマとする展览館で、数億年前の各種生命化石を展示しています。

入場料：公園への入場は無料です。ただし、聖亜海洋世界や海上バンジージャンプなどの園内施設は別途料金がかかります。星海公园(xīng hǎi gōng yuán)シン ハイ ゴン ユェンXinghai Squareハイシーズン（4月1日～10月31日）：終日開放
ローシーズン（11月1日～3月31日）：終日開放住所：遼寧省大連市沙河口区中山路634号（西南路口）
公共交通機関：
バス：15路、16路、22路、23路、28路、406路、523路などの路線バスに乗車し、「星海公園」または「星海浴場」バス停で下車します。
地下鉄：1号線「大医二院」駅で下車し、西へ約500メートル歩きます。海水浴場は浅瀬が続きますが、遊泳範囲を守り、子どもから目を離さないようにご注意ください。 海上バンジージャンプなどアトラクションを利用される際は、係員の指示に必ず従い、安全基準をご確認ください。 園内は常に整理整頓を心がけ、ゴミは指定の場所に捨てるようお願いします。美しい環境を維持するため、ご協力をお願いします。 貴重品は各自でしっかりと管理し、混雑時には所持品から目を離さないようご注意ください。