金州副都统府

概況：
金州副都統衙門は、清代の1843年に設立された遼南地域最高の軍政機関であり、国内でも現存する数少ない清代二品八旗駐防軍事衙署の一つです。現在は博物館として公開されており、五進四重の院落からなる広大な敷地に、副都統公館や大堂、印務処など17棟53間の建物が中軸線に沿って整然と配置されています。ここは清代の官衙建築の特徴をよく留めており、歴史的にも日清戦争や日露戦争など激動の時代を経験した重要な史跡です。

見所：
清代の二品官衙建築の様式を体感できる大堂や副都統公館などの建物群
「金州副都統衙門专题陈列」では、写真や文物を通じて衙門の歴史的変遷を学べます
かつて副都統連順が指揮を執った金州城防衛戦に関する展示
衙門内に再現された清代の家具や硅膠人形により、当時の雰囲気を体感できます

入場料：無料です。金州副都统府(jīn zhōu fù dōu tǒng fǔ)ジン ジョウ フゥ ドゥ トン フゥJinzhoufudutongfu火曜日から日曜日までの9:00～11:00、13:30～15:30（月曜日は休館）。
16時以降の入館はできませんので、お時間に余裕を持ってお越しください。住所：
大連市金州区擁政街道民主街255号に位置します。
公共交通機関：
金州駅から103路バスに乗車し、「中医院」バス停で下車してすぐです。
快軌九里線の和平路駅からは、101路バスに乗り「公安局」バス停で下車します。
その他、104路などのバス路線も利用でき、「中医院」や「北門口」、「向応広場」などのバス停が最寄りとなります。入館の際には身分証の提示が必要となりますので、忘れずにお持ちください。 館内では展示品に触れないようお願いします。フラッシュや三脚、自拍棒を使用した写真撮影はご遠慮ください。 館内での飲食はお控えいただき、大きな手荷物はお手元でお預けください。 休館日は月曜日ですので、訪問予定の際はご注意ください。