大連中山広場

概況:
大連中山広場は、大連市の中心部に位置する直径213メートルの円形広場で、大連を代表する歴史的ランドマークです。1898年に帝政ロシアによって「ニコラエフ広場」として設計され、1905年からは日本統治下で「大広場」と呼ばれ、1945年に孫文(孫中山)を記念して現在の名前に改められました。周囲には20世紀初頭に建てられた8棟の欧風建築群が並び、そのうち7棟は日本人建築家による設計で、ロマネスク様式やゴシック様式など多様な建築様式が混在します。現在は金融機関が集まる大連のビジネスセンターとして機能しながら、市民の憩いの場としても親しまれています。夜間のライトアップや広場に舞う鳩の群れも風情があり、歴史と現代が融合する独特の雰囲気を楽しめます。

見所:
・周囲の歴史的建築群:旧大和ホテル(現大連賓館)、旧横浜正金銀行(現中国銀行)、旧大連市役所(現工商銀行)など、重厚な欧風建築が立ち並び、建築ファン必見のスポットです。
・放射状道路の景観:10本の道路が広場から放射状に延びる設計はパリの街区を参考にしており、大連の都市計画の原点を体感できます。
・市民の活気ある日常:朝はラジオ体操や太極拳をする人々、夕方はダンスや語学サークルでにぎわうなど、地元の生活文化に触れられます。
・夜間ライトアップ:建物がライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。夏季の夕方は特に人気があります。

入場料:無料。
中国語名:
大连中山广场(dà lián zhōng shān guǎng chǎng)
中国語名の読み方:
ダー リェン ジョン シャン グァン チャン
英語名:
Zhongshanguangchang
大連中山広場の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):全天開放。
ローシーズン(11月1日~3月31日):全天開放。
※周辺建築物の内部は一般公開されていない場合が多いため、外観の見学が中心となります。
大連中山広場へのアクセス:
住所:遼寧省大連市中山区中山路552号(または中山路10号)。
公共交通機関:
大連駅から徒歩約10分でアクセスできます。
地下鉄2号線の「中山広場駅」が直結しており、市内各所から便利です。
路線バスは多数の系統が「中山広場」バス停に停車します。代表的な系統は1路、15路、16路などです。
注意事項:
広場は市民の日常生活の場です。イベントや集会が行われている場合がありますので、他の利用者の邪魔にならないようご配慮ください。 歴史的建造物は文化財として保護されています。壁への落書きや損傷行為は固く禁じられています。 周辺道路は交通量が多いです。歩行の際は信号や横断歩道を守り、車両に十分注意してください。 夜間の見学も可能ですが、単独での行動は避け、明るい場所を選んで散策されることをお勧めします。

大連中山広場の写真

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