鴨緑江大橋

概況:
鴨緑江大橋は、遼寧省丹東市の中心部から鴨緑江を跨いで朝鮮民主主義人民共和国の新義州市に至る、道路と鉄道の両方に利用される重要な国際橋梁です。現在も中朝間の交通の要所として機能しているため、橋の上を歩くことはできませんが、橋のたもとや周辺からその雄大な姿を眺めることができます。歴史的には、1937年に着工し1943年に竣工し、1950年に始まった抗美援朝戦争(朝鮮戦争)の際には、中国人民志願軍の渡河と物資輸送の大動脈として重要な役割を果たしました。アメリカ軍による激しい空襲(計5,391回に及ぶと言われる)を受けながらも崩壊を免れたことから、「鋼鉄の橋」とも称され、中朝友好の象徴としての意義を持ち続けています。

見所:
宝山懸虹、碧水玉榭、鴨江帆影、鉄橋弾洞といった、橋とその周辺の風光明媚な景観を楽しめます。
橋がライトアップされる夜間は、特に幻想的な雰囲気を味わうことができます。
橋の周辺では、対岸の朝鮮・新義州市の様子を望むことができ、国境ならではの独特の体験ができます。
近くにある「鴨緑江断橋」は、戦争で破壊されたままの状態で保存されている歴史の証人です。あわせて訪れることで、平和の尊さをより深く感じることができます。

入場料:
国門公園の入園料として20元が必要です。なお、鴨緑江大橋自体は国境管理区域のため、橋の上を歩いて渡ることはできません。
中国語名:
鸭绿江大桥(yā lǜ jiāng dà qiáo)
中国語名の読み方:
ヤー リュ ジャン ダー チァオ
英語名:
Yalvjiang
鴨緑江大橋の観光時間:
ハイシーズン:7:00〜18:30
ローシーズン:8:00〜17:00
鴨緑江大橋へのアクセス:
住所:
遼寧省丹東市振興区江岸路0号
公共交通機関:
丹東市内からは、105路、121路、128路、303路などのバスに乗車し、「丹東口岸」バス停で下車します。
6路、21路バスを利用する方法もあります。
注意事項:
鴨緑江大橋は現在も使用されている国境橋であり、許可なく橋に上がることはできません。見学は橋の周辺から行います。 国境地域のため、みだりに対岸を撮影したり、大声を出したりするなど、周囲に迷惑をかける行為は控えましょう。 付近を散策される場合は、歩行者用の通路を利用し、車両に十分ご注意ください。 ゴミは必ずお持ち帰りいただくか、指定された場所に捨て、美しい環境を保つようご協力ください。

鴨緑江大橋の写真

鴨緑江大橋についてのお問い合わせ
鴨緑江大橋についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ