一歩跨

概況：
一步跨は、中国遼寧省丹東市寬甸満族自治県虎山鎮にある中朝国境のユニークな観光スポットです。虎山長城景区内に位置し、鴨緑江の川幅が最も狭くなる地点にあります。その名の通り、川を隔てた対岸の朝鮮まで「一歩で跨げる」ほど距離が近いことが特徴で、中国と朝鮮の国境が最も接近している場所の一つとして知られています。ここでは、対岸の朝鮮の人々の日常生活や労働の様子を間近で観察することができます。かつては抗美援朝時期の木製浮橋の橋桁が残されていましたが、現在は「一步跨」と刻まれた記念石が設置され、記念写真の名所となっています。

見所：
「一步跨」の記念石で写真を撮影すれば、国境のユニークな体験を記録に残せます。
目の前の鴨緑江対岸では、朝鮮の人々の日常生活や農作業などの様子を間近に見学できます。
周辺には朝鮮の煙草や化粧品、土産物などを販売する露店が立ち並び、異国情緒を感じさせます。
虎山長城と組み合わせて観光することで、歴史と国境の両方を体感できる充実の旅程を楽しめます。

入場料：無料
*ただし、虎山長城景区全体に入場する場合は別途入場料が必要となります。一步跨(yī bù kuà)イー ブ クアYibukuaハイシーズン：8:00〜17:00
ローシーズン：8:00〜16:30住所：遼寧省丹東市寬甸満族自治県虎山鎮（虎山長城景区内）
公共交通機関：
丹東駅前から虎山長城行きのバスを利用します。運行本数は限られているため、事前の確認をお勧めします。
丹東市街地からタクシーを利用する場合は、「虎山長城一步跨」と伝えればアクセスできます。国境は非常にデリケートな場所です。対岸に向かって叫んだり、物を投げ入れたりする行為は厳に慎んでください。 カメラでの風景撮影は問題ありませんが、特に対岸の警備員や軍事施設などを狙って撮影することは避け、緊張を生む可能性のある行為は控えましょう。 現地の指示や案内に必ず従い、許可のない区域に立ち入らないようにご注意ください。 歩きやすい靴を履いていくことをお勧めします。