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鉄山、崗山摩崖石刻

概況:
鉄山・崗山摩崖石刻は、中国山東省済寧市鄒城市の北西部に位置する、北周時代(6世紀後半)に彫られた仏教経典の大規模な摩崖石刻です。1988年に全国重点文物保護単位に指定され、その後、2006年には葛山摩崖刻経と峄山摩崖刻経もこの保護単位に統合されました。鉄山と崗山は約500メートルしか離れておらず、一体として保存・管理されています。ここは、北朝時代を代表する僧侶書家、安道壹(安道一)の筆跡を含む、書道史上極めて貴重な「大字」の宝庫として知られ、「大字鼻祖、榜書之宗」と称賛されています。

見所:
鉄山摩崖石刻は、鉄山の南斜面にある巨大な花崗岩の石坪に刻まれています。主な内容は、『大集経・海慧菩提品』の経文、刻経の由来を記した「石頌」、そして関係者の「題名」の三部分からなります。経文の文字の大きさは40〜60センチもあり、隷書を主体としながら楷書の筆意も加わった雄渾な書風が特徴です。石刻の上部には、龍や雲気、仏光の陰刻図案も見られます。
崗山摩崖石刻は、鉄山の北側の谷間「狼溝」に散在する30以上の岩壁に刻まれています。中心となる「鶏嘴石」をはじめ、『入楞伽経・請仏品第一』や『仏説観無量寿経』などが刻まれており、鉄山とは異なり、楷書味が強いものから隷楷混交のものまで、多様な書風を見ることができます。刻まれた年代は北周の大象二年(580年)と記録されています。
この石刻群の最大の価値は書法にあります。北朝という漢字が隷書から楷書へと過渡する時期の、力強く自由な書風を目の当たりにできます。清代の金石学者・黄易によって再発見されて以来、多くの書家や研究者を惹きつけてきました。
周辺の鉄山公園は市民の憩いの場となっており、石刻見学と合わせて散策を楽しめます。園内には動物園もあり、家族連れにもおすすめです。

入場料: 無料(公園区域)
中国語名:
岗山,铁山(gǎng shān tiě shān)
中国語名の読み方:
ガン シャン ティエ シャン
英語名:
Moutain Gangshan
鉄山、崗山摩崖石刻の観光時間:
ハイシーズン:7:30〜17:30
ローシーズン:8:00〜17:00
鉄山、崗山摩崖石刻へのアクセス:
住所: 山東省済寧市鄒城市北関街道、鉄山公園内及びその北側崗山一帯
公共交通機関: 鄒城市内からは、鄒城駅または鄒城長距離バスターミナルより、鉄山公園行きのバスを利用するのが便利です。タクシーを利用する場合は、「鉄山公園」または「崗山摩崖石刻」と告げれば概ね通じます。
注意事項:
貴重な国宝級の文化財ですので、石刻には絶対に触れたり、登ったり、拓本を取ろうとしたりしないでください。 石刻は野外の岩肌にあります。階段や山道では足元に十分注意し、歩きやすい靴でお越しください。 現地の案内標識や保護柵を尊重し、指定された見学経路を守りましょう。 ゴミは必ずお持ち帰りいただくか、決められた場所に捨て、美しい自然環境を保ちましょう。 広大なエリアに石刻が点在しています。特に崗山は山陰の谷間にあり、見学にはある程度の体力が必要です。体調や天候を考慮して計画を立ててください。
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