霊隠寺飛来峰

概況:
霊隠寺は、東晋の咸和元年(西暦326年)にインドの高僧・慧理によって開かれた、杭州で最も歴史ある古刹の一つです。寺の正面に位置する飛来峰(別名:霊鷲峰)は、石灰岩でできた標高168メートルの小山で、その独特の景観から、慧理が「これは天竺(インド)の霊鷲山の小峰が飛来したものだ」と言ったという伝説が残っています。峰の岩肌や洞窟には、五代十国時代から宋、元の時代にかけて彫られた300体以上、一説には470体以上の摩崖仏像(石窟造像)が残されており、特に元代のチベット仏教(喇嘛教)の影響を受けた造像は貴重で、中国石窟芸術の至宝と称されています。自然の岩山と千年の歴史が刻まれた仏像群、そして背後に広がる霊隠寺の荘厳な佇まいが一体となった、杭州を代表する宗教文化景観です。

見所:
飛来峰の摩崖造像群:特に元代の蔵伝仏教様式の仏像(多聞天王、金剛手菩薩など)や、南宋の大きな弥勒仏(布袋和尚)像は必見です。
青林洞・玉乳洞・龍泓洞:洞窟内にも多くの仏像が安置され、龍泓洞では「一線天」と呼ばれる光の筋を見られることがあります。
冷泉渓:飛来峰と霊隠寺の間を流れる清流で、古来より詩人に愛された風光明媚な場所です。
霊隠寺本堂:巨大な香樟木で彫られた南宋時代の韋駄天像や、高さ24.8メートルの釈迦牟尼仏像が安置される大雄宝殿など、由緒ある建築物と仏像が見られます。
周辺の寺院:飛来峰エリアには、永福寺や韜光寺も含まれており、特に韜光寺は山を登った先にあり西湖を望む眺めが良いです。

入場料:
2025年12月1日より、飛来峰景区(霊隠寺、永福寺、韜光寺を含む)は入場無料となりました。ただし、混雑緩和と文化財保護のため、実名制による事前予約が必要です。
中国語名:
灵隐寺飞来峰(líng yǐn sì fēi lái fēng)
中国語名の読み方:
リン イン スー フェイ ライ フォン
英語名:
Peak Flown From Afar
霊隠寺飛来峰の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月):7:30 ~ 18:15(入園は17:30まで)
ローシーズン(11月~3月):7:30 ~ 17:30(入園は17:00まで)
※情報源により記載にばらつきがあります。最新情報は公式予約プラットフォームでご確認ください。
霊隠寺飛来峰へのアクセス:
住所:
浙江省杭州市西湖区霊隠路法雲弄1号
公共交通機関:
杭州駅から:7路バスに乗車し、「霊隠」バス停で下車。
杭州東駅から:メトロ19号線で「五聯」駅へ、C出口から「皇朝花園」バス停で319M路バスに乗り換え、「霊隠路32号」終点下車。
その他:市内からは7路、7W路、278路、505路、遊1、2、4路などのバスで「霊隠」バス停へアクセス可能です。また、メトロ3号線・10号線「黄龍体育中心」駅B出口からは、「霊隠専線」バスも利用できます。
注意事項:
飛来峰景区(霊隠寺含む)に入場するには、事前に「杭州霊隠飛来峰」公式小程序(支付宝または微信内)で実名予約が必要です。予約は入場希望日の少なくとも1日前から、最大7日先まで可能で、当日予約は受け付けていません。 予約には人数制限があり、平日は3万5000人、週末は5万人、祝祭日は6万5000人となっています。枠が埋まり次第予約終了となりますので、計画的な予約をお勧めします。 予約時には、中国の身分証、または旅券などの有効な身分証明書番号が必要です。入場時も同じ証明書の提示が必要です。 寺院内では、肌の露出が多い服装(短パン・ミニスカート・ノースリーブなど)は避け、礼儀正しい服装を心がけましょう。 霊隠寺では、入場時に無料で線香3本が提供されます。外部からの線香の持ち込みは禁止されている場合があります。

霊隠寺飛来峰の写真

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