岳廟

西湖の棲霞嶺の南側のふもとにある岳廟は、金の侵略と戦った宋の名将、岳飛を祭る廟である。1961年に全国重点文物保護単位に指定された後、1979年から一般公開されている。本殿中央には、高さ4.45メートルの岳飛座像が安置されている。像の上にかかげられた大きな扁額(横長の額)には、「我に山河を還せ」と岳飛の筆で書かれている。岳飛とその息子岳雲の陵墓、岳墳は岳廟の西側に並んでいる。「10年の功、一旦に廃す」と嘆き死んでいった岳飛は、奸臣の秦桧夫婦により毒殺されたと言われている。岳墳の前にはその秦桧夫婦と腹心2人の半裸の鉄像が、ひざまづいた姿で置かれている。
中国語名:
岳庙(yuè miào)
中国語名の読み方:
ユエ ミァオ
英語名:
Yuefei Temple

岳廟の写真

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