岳廟

概況:
岳王庙(岳廟)は、杭州西湖の北西、栖霞嶺の南麓に位置する、南宋の民族英雄・岳飛を祀る由緒ある廟です。南宋嘉定14年(1221年)に「褒忠衍福禅寺」として創建され、明代に「忠烈廟」と改称、岳飛が鄂王に追封されたことから岳王廟と呼ばれるようになりました。現在の建築群は清の康熙54年(1715年)に再建されたものを基としており、1979年に大規模な修復を経て公開されています。廟は主に忠烈祠(本殿)、啓忠祠、そして岳飛とその子・岳雲の墓所である墓園区域から構成され、「岳墓栖霞」として新西湖十景の一つにも数えられる荘厳な場所です。1961年には、岳飛墓が第一陣の全国重点文物保護単位に指定されました。

見所:
忠烈祠の本殿には、高さ4.5メートルに及ぶ彩色の岳飛座像が安置されています。像の上方には、岳飛自身の筆と伝えられる「還我河山」の巨大な扁額が掲げられています。
墓園エリアには、塊石で囲まれた岳飛の墓(宋岳鄂王墓)と、その左隣にある息子・岳雲の墓(宋継忠侯岳雲墓)が並びます。
墓の前には、岳飛を讒言で死に追いやった秦檜とその妻・王氏、そして共犯者の万俟卨(まっきがい)、張俊の4人の鉄製跪像が置かれ、歴史の審判を今に伝えています。
廟内には「心昭天日」(葉剣英元帥筆)や「尽忠報国」など、歴史を物語る貴重な扁額や、歴代の石碑125塊を収める碑廊が見られます。
正殿西側の庭園にある「精忠柏亭」には、伝説にちなむ8段の柏の化石が展示されており、岳飛の無実を象徴するものとして伝えられています。

入場料:大人 25元。身長1.2メートル以下の児童、70歳以上の高齢者、障害者などは証明書提示で無料となる場合があります。学生や60~69歳の高齢者は半額の対象です。
中国語名:
岳庙(yuè miào)
岳廟の観光時間:
ハイシーズン(4月~11月):7:00 ~ 20:00
ローシーズン(12月~3月):7:30 ~ 17:30
※情報により差異がありますので、訪問前の最新確認をお勧めします。
岳廟へのアクセス:
住所:浙江省杭州市西湖区北山路80号
公共交通機関:
バスが最も便利です。「岳廟」バス停で下車すぐです。7路、27路、51路、52路、118路、遊1線、遊2線、遊3線、遊9線など、多くの路線が経由します。
注意事項:
廟と墓所は、民族英雄を祀る厳粛な場所です。参観の際は静粛に行動し、敬意を払いましょう。
鉄製跪像は重要な歴史的文化財です。損傷行為は固く禁じられています。
フラッシュを使用した写真撮影は、文化財保護のため、また他の参観者の迷惑にならないよう控えましょう。
敷地内は石畳や階段が多いため、歩きやすい靴での来訪がおすすめです。
混雑時、特に週末や祝祭日は入場に行列ができることがあります。時間に余裕を持って計画してください。

岳廟の写真

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