雀児山
中国旅行ガイド

雀児山

沙魯里山脈北部を代表する雄大な雪山

自然景観 自然景観 徳格 四川省 写真 2 枚

概況:
雀児山(チョウルシャン)は、四川省甘孜チベット族自治州徳格県に位置する、沙魯里山脈北部を代表する雄大な雪山です。そのチベット語名「絨麦俄扎(Rongme Ngagtsa)」は「鷹にも越えられない峰」を意味し、まさに主峰・絨麦昂扎峰が標高6168メートルに聳えるその姿を表しています。古くから「四川、チベットで一番険しい山」と畏怖され、川蔵公路(国道317号線)の難所として知られてきましたが、2016年に世界最高海抜の長大道路トンネル「雀児山トンネル」が開通し、交通の便は飛躍的に向上しました。山域には標高5000メートルを超える峰が数十座も連なり、現代氷河や鋭い角峰・刃尾根が広がる、国内でも指折りの美しさを誇る6000メートル級雪山として登山家や写真家を魅了し続けています。
見所:
何と言っても、標高6168メートルの絨麦昂扎峰を中心とした、氷河に覆われた「巨大なアイスクリーム」のような山容の眺めです。鋭く切り立った角峰や、深く割れたクレバス、百米級の氷壁は、遠目からでもその迫力を感じさせます。
かつての国道317号線の難所であった雀児山垭口(峠)は、今でもその壮大なパノラマ景観で知られます。ここからは、20座以上の5000メートル級雪山と30条以上の氷河群を一望できると言われています。
標高4378メートルに入口を持つ、全長7079メートルの「雀児山トンネル」は、世界で最も海抜の高い長大道路トンネルです。このトンネルの開通により、山越えに数時間かかった道のりが約10分に短縮され、天険が通途に変わりました。
山麓から垭口へ至る道は、「風吹石頭跑,四季不長草」と形容される独特の高山荒原景観が広がり、厳しいながらも心に残る風景が続きます。
入場料:
雀児山自体は自然の山岳であり、特定の観光区として囲われているわけではないため、入場料はかかりません。ただし、周辺の特定の展望スポットや、登山を行う場合は、別途の許可申請やガイド費用、環境保全費などが必要となる場合があります。

営業時間

自然景観であるため、基本的に24時間眺めることができます。ただし、雀児山垭口や周辺の道路は、気象条件(豪雪、凍結、落石など)により閉鎖されることが頻繁にあります。実質的な訪問に適した時間は、日中、特に天候が安定している時期に限られます。

アクセス

住所: 四川省甘孜チベット族自治州徳格県雀児山(山域一帯)。最寄りの拠点となる町は徳格県城です。
公共交通機関: 公共交通機関で直接山域にアクセスするのは困難です。一般的には、成都から康定、さらに甘孜県を経由して徳格県行きの長距離バスを利用し、徳格県城に宿泊します。そこから雀児山垭口やトンネル、登山口などへ向かうには、現地で四輪駆動車をチャーターする必要があります。自家用車でのアクセスが最も一般的ですが、山岳道路の運転には十分な経験と注意が必要です。

旅のヒント

雀児山一帯は非常に標高が高く、気候が厳しいです。「一步三喘气,夏天穿棉袄」と言われるように、歩くだけで息が上がり、夏でも防寒着が必要な寒冷地です。高山病対策と十分な防寒・防風対策が必須です。
山岳地帯の天候は「変化相当快」で、急に強風、吹雪、雹に見舞われることがあります。常に最新の気象情報を確認し、天候が悪化し始めたら無理をせず引き返す判断が重要です。
垭口への旧道などは未舗装路や悪路が多く、運転には高度な技術が必要です。経験のないドライバーは、地元の熟練ドライバーに依頼することを強くお勧めします。
雀児山は登山家向けの技術的な高山です。2025年8月時点でも封山期にあるとの情報があり、一般観光客が安易に登山を試みるのは極めて危険です。遠景から鑑賞するにとどめましょう。
自然環境を守るため、ゴミは一切残さず、すべてお持ち帰りください。

Gallery

TRAVEL IDEAS

徳格を旅するおすすめツアー

徳格一都市で楽しめるコースを優先し、現地発の体験とあわせてご紹介します。

PACKAGE TOURS

徳格のパッケージツアー

日本語ガイドと専用車で、徳格の見どころを効率よく巡るコースです。

すべて見る
Ask a travel expert

徳格・雀児山への旅の疑問を、出発前にすっきり。

観光地の選び方、移動方法、必要な予約、旅程の組み方まで、中国現地の日本語スタッフがお答えします。まだ具体的な旅行計画がなくても大丈夫です。

✓質問・見積もり無料
✓日本語スタッフが対応
✓原則24時間以内に返信
✓

ご質問を受け付けました

お問い合わせ番号:
内容を確認し、原則24時間以内にご返信します。

Quick question

徳格・雀児山について質問する

* は必須項目です。

SSL暗号化通信 / 個人情報保護