清永陵
ヌルハチの遠方の、曾祖父、祖父、父、伯父、叔父の陵墓である
概況:
清永陵は、中国遼寧省撫順市新賓満族自治県永陵鎮にある清王朝の祖陵で、盛京三陵(永陵、福陵、昭陵)の中でも最も古く、最高の格式を誇ります。1598年に建設が始まり、1659年に「永陵」と改称され、大清王朝の「江山永固」(国土が永遠に堅固であること)の願いが込められています。ここには清の太祖ヌルハチの六世祖、曾祖、祖父、父親らが埋葬されており、その建築様式は中原の帝王陵寝の様式を取り入れつつ、木の柵でできた正門(柵欄門)など満州族の伝統的な様式を色濃く残す点が最大の特徴です。2004年にはその歴史的・文化的価値が認められ、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。陵寝は啓運山のふもとに位置し、周囲を山々と蘇子河に囲まれた風水の良い地としても知られています。
見所:
柵欄門:中国の皇陵では非常に珍しい木製の柵の門で、清朝祖先の質素な生活をしのばせ、満州文化の特色を強く感じさせます。
四祖碑亭:肇祖、興祖、景祖、顕祖の四代にわたる祖先を祀る四つの碑亭が一列に並ぶ光景は、他では見られない永陵独自の景観です。
石雕坐龍:永陵だけにある珍しい座った姿勢の龍の石彫りは、精緻な彫刻技術の粋を見ることができます。
啓運殿:陵寝の主殿であり、屋根の大棟の両端には「日」と「月」の文字が刻まれた龍の飾りが施され、深い意味が込められています。
下馬碑:陵の前に立つ石碑には、漢字、満州文字、蒙古文字、チベット文字、ウイグル文字の五種類の文字で「諸王以下官員人等至此下馬」と刻まれており、かつての権威を感じさせます。
入場料:50元
営業時間
ハイシーズン(3月16日~11月7日):8:00〜16:30(入場は16:00まで)
ローシーズン(11月8日~次年3月15日):8:00〜16:00(入場は15:45まで)
アクセス
住所:遼寧省撫順市新賓満族自治県永陵鎮
公共交通機関:
撫順市の長距離バスターミナル(中心客運站)から新賓行きのバスに乗車し、永陵鎮で下車します。そこから陵寝までは約2キロメートルですので、タクシーまたは徒歩で向かいます。
お車の場合は、瀋陽から沈吉高速道路を利用し、「永陵」インターチェンジで降りると便利です。陵寝の前に有料駐車場(小型車5元/日)もございます。
旅のヒント
陵寝は国指定の重要文化財および世界遺産です。展示されている建物や石碑にはむやみに触れないようお願いします。
園内は石畳や砂利道が多くありますので、歩きやすい靴でのご来園をお勧めします。
静かな霊域ですので、お静かにご観覧くださいますようお願い申し上げます。
ゴミは必ず指定の場所に捨てるか、お持ち帰りください。美しい環境保全にご協力をお願いします。
季節により天候が変わりやすく、特に冬季は積雪や凍結で足元が滑りやすくなりますので、十分ご注意ください。
清永陵の写真
TRAVEL IDEAS
撫順を旅するおすすめツアー
撫順一都市で楽しめるコースを優先し、現地発の体験とあわせてご紹介します。
PACKAGE TOURS
撫順のパッケージツアー
日本語ガイドと専用車で、撫順の見どころを効率よく巡るコースです。
撫順・清永陵への旅の疑問を、
出発前にすっきり。
観光地の選び方、移動方法、必要な予約、旅程の組み方まで、中国現地の日本語スタッフがお答えします。まだ具体的な旅行計画がなくても大丈夫です。
ご質問を受け付けました
お問い合わせ番号:
内容を確認し、原則24時間以内にご返信します。