双龍橋
中国旅行ガイド

双龍橋

中国のアーチ式石橋の傑作といわれる橋

自然景観 自然景観 建水 雲南省

概況:
双龍橋は、中国雲南省紅河ハニ族イ族自治州建水県の西約5キロ、西荘鎮白家営村に位置する、瀘江河と塌冲河の合流点に架かる歴史的な石造アーチ橋です。俗に「十七孔橋」とも呼ばれ、その名の通り17連のアーチが特徴です。清の乾隆年間に最初の3連が建設され、その後、道光19年(1839年)に河床の拡大に伴い14連が増築され、現在の姿になりました。全長は約148メートル、橋の中央には三層の楼閣が聳え、両端にはかつて亭閣がありました。この橋は単なる交通路ではなく、中国の伝統的な橋梁建築の科学と造型芸術が見事に融合した傑作であり、その建築規模と芸術的価値の高さから、1965年には著名な橋梁学者・茅以升によって全国でも指折りの著名な古橋の一つに挙げられ、2006年には第六次全国重点文物保護単位に指定されています。広大な平野に長虹のように横たわるその姿は、「滇南の大観楼」と称されることもあります。

見所:
17連のアーチと中央の三層楼閣からなる、優美で力強い橋梁建築の全景。遠くから見ると楼船のようであり、近くで見ると長虹が波間に臥しているかのようです。
橋の中央に建つ「魁星閣」と呼ばれる三層楼閣。高さ約20メートルで、精巧な木彫りや「三顧茅廬」「八仙過海」などの故事を題材にした透かし彫りが施されており、内部からは橋の両側を見渡せます。
橋の石欄干に据えられた、両河(双龍)を象徴するという石彫りの龍頭と龍尾。
特に夕暮れ時、西側の岸から眺める「金光穿洞」。夕陽の光が17のアーチを次々と照らし、黄金色に輝く幻想的な光景は絶好の写真スポットです。
橋の周辺に広がる田園風景。季節によっては緑の稲田や菜の花畑が橋を引き立て、のどかな景観を形成しています。

入場料:無料

営業時間

ハイシーズン:7:30〜17:30
ローシーズン:8:00〜17:00
※橋自体は公共の道路として24時間通行可能ですが、上記は観光案内や周辺施設の目安となる時間です。また、橋上の楼閣内部の開放時間は限られる場合があります。

アクセス

住所:雲南省紅河ハニ族彝族自治州建水県西荘鎮白家営村、白団公路沿い
公共交通機関:
建水古城から団山村行きのバスを利用し、「双龍橋」バス停で下車します。
観光用のミニ列車「建水古城小火車」を利用する方法もあります。双龍橋駅に停車し、観光時間が設けられていることが多いです(運行は午前と午後の2便程度)。
タクシーやレンタルサイクルを利用するのも便利です。古城から約15分ほどです。

旅のヒント

橋は重要な文化財です。橋や楼閣の一部に登ったり、彫刻などに触れたりすることは控え、大切に観賞しましょう。
夕方の「金光穿洞」を写真に収めたい場合は、日没時刻を確認し、西側の岸から撮影するのがおすすめです。混雑する可能性がありますので、余裕を持って行動しましょう。
周辺は田園地帯です。夏場は虫除け対策を、また歩きやすい靴での訪問がお勧めです。
橋の上は一般道としても機能しています。自動車やバイク、自転車が通行することがありますので、歩行時は周囲に十分注意してください。
イベント開催時(例:田園コンサートなど)は周辺道路が交通規制され、専用のシャトルバスでのアクセスとなる場合があります。訪問前に現地の情報を確認することをお勧めします。

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