老鉄山灯台
中国旅行ガイド

老鉄山灯台

三十年にわたり海峡を照らし続ける白い灯台から、黄海と渤海が交わる不思議な海の境界を眺められます。

文化・歴史 文化・歴史 旅順 遼寧省 写真 1 枚

遼東半島の最南端、旅順老鉄山の岬に立つ老鉄山灯台は、黄海と渤海の境界を見下ろす百年の航標です。1893 年、清国税関のもと、フランス製の光学機器をイギリス人技師が施工して完成しました。甲午戦争や日露戦争を経て損傷を受けながらも修復を重ね、今も現役で船舶を誘導し続けており、国際航標協会が認定する世界的な歴史的灯台の一つに数えられます。

高さ 14.2 メートルの円筒形の白い塔身が崖の上に浮かび、灯台の前からは「一山担双海」と呼ばれる景観が広がります。濁りの異なる黄海と渤海の海面が、一本の境界線を描いて接する様子は、潮の状態によって鮮明度が変わります。周辺の老鉄山は渡り鳥の重要な中継地で、秋の渡りの季節には多くの野鳥が見られるのも魅力です。崖沿いの遊歩道を歩きながら、激しく打ち寄せる波、遠くの海と、歴史を背負った灯台の姿を同時に楽しむことができます。

営業時間

【繁忙期】4 月~10 月:8:00~17:00(最終入場 16:30)
【閑散期】11 月~3 月:8:30~16:30(最終入場 16:00)
※荒天や強風時は臨時閉鎖となる場合があります。
※灯台内部は原則非公開で、外観と展望台からの見学となります。
※季節や天候、施設の運営状況により変更される場合があります。

アクセス

大連市旅順口区鉄山街道に位置します。

- 公共バス:旅順バス 18 路・19 路で鉄山ハブ駅へ、乗り換えて 16 路に乗車、陳家村停留所下車、徒歩約 10 分。
- タクシー:旅順バスターミナルから約 30 分。大連市内からは車で約 1 時間 30 分。
- 公共交通機関は本数が少ないため、レンタカーやタクシー利用が推奨されます。

旅のヒント

- 見学時間は 1 時間半~2 時間程度を確保するとよいです。潮の状態が良い日を選ぶと、二つの海の境界線がはっきり確認できます。
- 崖の上は風が強いので、季節を問わず上着を用意してください。滑りやすい場所があるため歩きやすい靴が必須です。
- 入場料が必要です。現地で購入可能ですが、休日は混雑します。
- 渡り鳥の季節(秋)は野鳥観察を楽しめますが、鳥を驚かせないよう静かに観察してください。
- 灯台内部の立ち入りはできません。展望台からの撮影は可能です。
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