平遥城隍廟
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平遥城隍廟

全国で最も保存状態がよいと言われている

寺院・宗教施設 寺院・宗教施設 平遥 山西省 写真 2 枚

概況:
平遥城隍廟は、山西省晋中市平遥古城の城隍廟街に位置する、道教に基づく官祀の廟宇です。創建年代は明の初期とされ、その後、火災などで何度も再建されましたが、現在見られる壮大な建築群は主に清代のものです。総面積は約7302平方メートルで、城隍神(都市の守護神)を主神としつつも、財神(商売の神)と竈君(かまどの神)の廟を併設する「廟中有廟(一つの廟の中に複数の廟がある)」という全国でも非常に珍しい配置が最大の特徴です。儒教、道教、民間信仰の文化が一体となったこの場所は、建築様式も官衙と寺院の特徴を融合させ、「前朝後寝(正面が政務の場、奥が居住空間)」という役所の構造を取り入れています。2006年には全国重点文物保護単位に指定されました。

見所:
「敢入」と刻まれた山門。特に「入」の字が「刀」のように見える書体は、訪れる者に善悪を問いかけるかのようで印象的です。
三廟一体の独特な配置。中心に城隍廟、東西に竈君廟と財神庙が並び、「諸神共居一庙,联袂同受香火(諸神が一つの廟に共に住み、連れ立って香火を受ける)」という景観を作り出しています。
財神庙の戲楼(芝居小屋)にある精巧な八卦藻井(天井装飾)。音響効果を高めるための設計で、建築技術の高さがうかがえます。
殿宇の屋根を彩る、青緑色を基調とした美しい瑠璃瓦。清代の瑠璃工芸の傑作と称えられます。
正殿に伝わる明代の壁画『城隍出巡図』。約600年の歴史を持つ貴重な文化財です。
六曹府(陰間の裁判所)の塑像群。善悪の報いを視覚的に示す造形は、当時の人々の倫理観を伝えています。

入場料:
平遥古城の通票(共通入場券)に含まれています。単独での入場券販売は通常行われていません。通票の価格は季節やプロモーションにより変動しますので、最新情報は公式情報をご確認ください。

営業時間

ハイシーズン(4月~10月):08:00〜18:00
ローシーズン(11月~3月):08:00〜17:30

アクセス

住所:
山西省晋中市平遥県城隍廟街51号
公共交通機関:
平遥古城駅から古城内へはタクシーで約10分です。古城内は歩行者専用区域が多く、城隍廟へは主要通りである南大街から城隍廟街に入り、東へ向かって徒歩約5~10分で到着します。

旅のヒント

城隍廟は平遥古城通票の対象施設です。単独の入場券は基本的に販売されていないため、事前に通票を購入する必要があります。
廟内は宗教施設であり、多くの塑像や壁画などの文化財があります。静かに参観し、フラッシュ撮影や塑像への接触は控えましょう。
建築群は広く、階段や敷石の道もあります。歩きやすい靴での来訪をお勧めします。
ハイシーズンや旧暦5月27日からの廟会期間は大変混雑します。ゆっくり鑑賞したい方は、朝早い時間帯の訪問がおすすめです。

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