崇寿寺塔
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崇寿寺塔

寺院・宗教施設 寺院・宗教施設 鉄嶺 遼寧省 写真 2 枚

崇寿寺塔は、遼北の咸州古城跡に残る遼金時代のレンガ造り密檐式仏塔で、中国でも最も北に位置する古いレンガ塔の一つです。金正隆元年(1156 年)、宣徽洪理大師の舎利を納めるために建立され、かつてこの地にあった崇寿禅寺の唯一の遺構として残りました。咸州は遼金時代、東北辺境の重要な拠点都市で、遊牧民族と農耕文化が交わる場所として長く栄えました。

塔は八角十三層の無垢な構造で、高さは約 45.8 メートル。八つの面には仏龕が設けられ、それぞれ異なる仏像が納められ、龕の上部には宝蓋や飛天のレンガ彫刻が施されています。彫刻の線は柔らかく、北方仏教美術の重厚な雰囲気を伝えています。現在は全国重点文物保護単位に指定され、咸州古城の歴史を語るシンボルとなっています。

高句麗山城や清代の書院を巡る鉄嶺周辺の旅に組み込むと、高句麗、遼金、清代と時代を超えた北東アジアの歴史の連なりを感じられます。夕暮れ時に塔全体が夕日に包まれる景色は、地元で「古塔朝霞」と呼ばれる古くからの名景の一つです。

営業時間

通年 終日開放
※周辺の管理施設の状況により、臨時で立ち入り制限がかかる場合があります。

アクセス

・見学時間は 30 分~1 時間を目安にしてください。
・塔は文化財保護対象です。壁面の彫刻に触れたり、塔に登ったりすることはできません。
・入場は無料です。外国人の方はパスポートを携行してください。
・鐘鼓楼や咸州古城跡とセットで見学すると、遼金時代の都市の姿が理解しやすくなります。
・開原は昼夜の温度差が大きいので、季節を問わず羽織ものを用意すると安心です。

旅のヒント

咸州古城の辺境の地に立つレンガの塔が、遼金時代の仏教と交易の記憶を留めています。
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