岳陽楼
李白や杜甫がここで詩を詠んだ
概況:
岳陽楼は湖南省岳陽市の洞庭湖畔に聳え、その歴史は三国時代の魯肃による閲軍楼にまで遡る、由緒ある楼閣です。江南三大名楼の一つに数えられ、独特の盔頂(兜型)構造や釘を一本も使わない純木造建築としても知られています。宋代の范仲淹が『岳陽楼記』を著して以来、その名は広く知れ渡り、「洞庭天下水、岳陽天下楼」と称賛される美しい景観は、訪れる人々を魅了し続けています。
見所:
・雄大な洞庭湖と周辺の風景を一望できる眺望。特に夕陽に照らされる湖面は息をのむ美しさです。
・釘を一切使わずに組み上げられた三層の純木造建築と、その優美な盔頂の形状は、建築技術の高さを物語っています。
・楼内に展示されている歴代の詩文や扁額、特に『岳陽楼記』の雕屏は、深い文化的な趣を感じさせます。
・楼の周辺には、双公祠(范仲淹と滕子京を祀る)や仙梅亭、三醉亭などの関連施設があり、歴史的な物語に触れることができます。
・「先天下之憂而憂、後天下之樂而樂」という『岳陽楼記』の精神は、この地を訪れる多くの人々の心に響きます。
入場料:
大人70元、学生・60歳~65歳の方は35元の優待料金となります。14歳以下、65歳以上、障害者、現役軍人等の方は無料です。また、『岳陽楼記』を完璧に暗唱できると、入場料が無料になる特典があります(要事前予約)。
営業時間
ハイシーズン(5月1日~9月30日):7:00~18:30
ローシーズン(10月1日~翌年4月30日):7:30~18:00
なお、夏季の夜間(18:30~21:30)は夜景観賞のために開放される場合があり、夜間料金は35元です。
アクセス
住所:
湖南省岳陽市岳阳楼区洞庭北路
公共交通機関:
岳陽駅からは22路、15路/游15路、10路のバスにご乗車いただき、「岳阳楼景区」バス停でお降りください。
岳陽東駅(高速鉄道駅)からは、61路バスに乗車
旅のヒント
混雑時は階段や楼上の展望スペースが大変込み合いますので、お互いに譲り合って安全にお過ごしください。
貴重な文化財ですので、建物内の展示物や木材部分にはお手を触れないようご協力をお願いします。
天候が良い日は日差しが強い場合がありますので、日焼け対策や水分補給を心がけましょう。
洞庭湖の景色を楽しむには、午後の光が柔らかくなる時間帯がおすすめです。
周辺の汴河街では、地元の特産品や名物の小吃を楽しむことができますので、ぜひお立ち寄りください。
岳陽楼の写真
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