元上都遺跡
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元上都遺跡

史上に輝いたモンゴル帝国

世界遺産 世界遺産 正蘭旗 内モンゴル自治区 写真 3 枚

概況:
元上都遺跡は、内蒙古自治区シリンゴル盟正藍旗の金蓮川草原に位置する、世界文化遺産に登録された歴史的な都城遺跡です。1256年に元の初代皇帝であるフビライ・ハンによって開平府として建設され、1263年に上都と改称されました。元朝では大都(北京)と並ぶ夏都として機能し、皇帝が夏季に政務を執る重要な役割を果たしました。総面積は約250平方キロメートルに及び、宮城、皇城、外城の三重の城壁からなる構造は、遊牧文化と農耕文化が融合した独自の都市計画を反映しています。2012年にはユネスコの世界文化遺産に登録され、草原に広がる大規模な都城遺跡として高い価値を認められています。

見所:
宮城エリア: 政治の中心であったエリアで、大安閣や穆清閣などの宮殿跡が残ります。大安閣は外国使節の接見や重要な儀式が行われた正殿でした。
皇城と外城: 官庁や貴族の邸宅が立ち並んでいた区域です。当時の都市計画を偲ばせる整然とした街路や建築物の基壇を確認できます。
鉄幡竿渠: 元代の科学者である郭守敬が設計した水利施設で、都城を洪水から守るために築かれました。現在もその遺構を見学できます。
金蓮川草原の景観: 遺跡を囲む広大な草原は、夏季に咲き乱れる金蓮花で知られ、都城が自然と調和して建設されたことを実感させます。
元上都遺跡博物館: 遺跡から出土した文物を展示しており、元代の歴史と文化を深く学ぶことができます。遺跡の背景理解に役立ちます。

入場料: 大人40元(情報により30元や50元との記載もあります。現地の最新情報をご確認ください)。

営業時間

ハイシーズン(4月~10月):8:30~17:30
ローシーズン(11月~3月):9:00~16:30
(注:季節や事業により変動する可能性があります。)

アクセス

住所:
内蒙古自治区シリンゴル盟正藍旗上都鎮東北約20キロ
公共交通機関:
最寄りの都市である正藍旗まで長距離バスでアクセスできます。北京の六里橋長距離バスステーションから正藍旗行きのバスが運行しています。正藍旗から遺跡まではタクシーや現地の交通手段を利用することになります。公共の交通機関は本数が限られる場合があるため、事前の確認が推奨されます。

旅のヒント

遺跡エリアは広大で、見学には多くの歩行を要します。歩きやすい靴と日よけ対策(帽子、サングラス、日焼け止め)が欠かせません。
草原地域は天候が変わりやすく、朝夕の気温差が大きいです。調整のしやすい服装と、雨具や上着の準備があると安心です。
貴重な文化遺産を守るため、遺構や展示物に触れたり、指定された場所以外に立ち入ったりすることはお控えください。
ゴミは必ずお持ち帰りいただき、美しい草原環境の保全にご協力ください。
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