今年下半期最強の寒波が接近中！南北で気温が急降下、季節が一気に冬へ

今年下半期で最も強い寒気が、いよいよ中国本土へと押し寄せています。

寒波の特徴：広範囲・長期間・大幅な気温低下

専門家によると、今回の寒気は勢いが非常に強く、影響範囲が広く、そして気温の下がり方も大きいのが特徴。

一部地域では12℃以上も急降下する見込みで、「今年下半期で最強の寒波」と言われています。

北方は一気に冬の寒さに

10月15日から始まったこの寒気の影響は、16日〜19日にかけてさらに拡大します。

内モンゴル西部、華北北部、東北南部、湖南、貴州などでは10℃以上の気温低下が予想されています。

北京では19日の最高気温が**わずか11℃、最低2℃まで下がる見込み。

瀋陽では最高9℃・最低−4℃**と、すでに氷点下の世界へ突入。

北方の多くの地域では、早くも“冬”を感じる寒さとなりそうです。

南方でもようやく暑さが終わりへ

一方で、南方ではこの寒気がようやく長引く暑さを終わらせる救世主になりそうです。

長江中下流域では朝晩のひんやり感が増し、昼間はまだ心地よい程度。

ただし、華南の多くの地域では冷気の影響が弱く、最低気温は20℃前後を維持。

夏服で過ごしてもまだ問題ない地域も多いようです。

季節の変わり目にご注意を

今回の寒波で、中国各地は今年下半期で最も低い気温を記録する見込みです。

北では冬支度を、南では秋物への衣替えをそろそろ考えるタイミング。

朝晩の寒暖差も大きくなるため、体調管理には十分お気をつけください。