トン族工匠世家
三江鼓楼の三江鼓楼の建設指導者、三江程陽風雨橋の建設指導者の家
概況:
楊似玉氏を中心とするトン族工匠の一家は、広西チワン族自治区三江トン族自治県において、百年以上にわたり伝統的な木造建築技術を継承してきた工匠家系です。楊似玉氏は国家級無形文化遺産「トン族木造建築営造技芸」の代表性継承者であり、中国工芸美術大師の称号も授与されています。祖父の楊唐富氏は程陽風雨橋の建設者の一人であり、父の楊善仁氏は1983年の大洪水で被害を受けた同橋の修復を担いました。楊似玉氏自身も、2002年に建設された三江鼓楼の設計・施工の総責任者を務め、釘を一切使わない伝統的な木組み技術(榫卯)を駆使して「世界一の鼓楼」とも称される傑作を完成させました。現在では、その技術を広く後進に伝える役割も果たしています。
見所:
楊似玉工房の見学: 工匠一家の仕事場を訪れ、伝統的な木造建築技術に触れることができます。精巧な木組みの技藝を間近でご覧いただけます。
三江鼓楼: 楊似玉氏が総指揮を執って建設した高さ42.6メートルの巨大木造建築です。釘を一切使わずに組み上げられた27層の瓦檐は圧巻です。
程陽風雨橋: 楊似玉氏の祖父や父が関わった、世界有数の歴史的名橋です。101年の歴史を持ち、世界四大歴史名橋の一つに数えられています。
工匠の実演: 楊似玉氏やその弟子たちによる伝統的な木工技術の実演を見学できる機会があります。曲尺や墨斗などの伝統工具がどのように使われるかをご覧いただけます。
入場料:
工匠一家の工房や家庭を訪問する場合、見学料はガイドや交渉により異なります。詳細は現地でご確認ください。関連する三江鼓楼の入場料は15元程度です[前回の回答より]。
営業時間
工房見学の時間は要事前調整となります。
関連施設の参考時間として、三江鼓楼はハイシーズン(夏時間)が8:00~22:00、ローシーズン(冬時間)が8:00~21:00の場合があります[前回の回答より]。
アクセス
住所:広西チワン族自治区柳州市三江トン族自治県内(詳細な住所はガイドの案内に従ってください)
公共交通機関:三江南駅(高速鉄道駅)から三江県城行きのバスを利用します。県城からはタクシーや現地の交通手段を利用し、ガイドの指示に従って工匠一家の工房へ向かいます。
旅のヒント
工匠一家の自宅兼工房は生活の場でもありますので、見学の際は礼儀正しく、プライベートスペースを尊重しましょう。
工具や加工中の作品などには、許可なく触れないようお願いします。
技術の伝承は重要な活動です。実演や説明には静かに耳を傾け、熱心に学ぶ姿勢を見せましょう。
写真や動画の撮影をご希望の場合は、事前に許可を得るように心がけてください。
トン族工匠世家の写真
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