黄河展覧館(黄河博物館)

概況：
黄河博物館は1955年に設立された中国初の河流博物館であり、世界で最も早く成立した水利分野の博物館の一つです。河南省鄭州市迎賓路402号に位置する新館は2012年9月27日にオープンし、敷地面積40畝、建築面積は7045平方メートルに及びます。我国で唯一黄河を専門テーマとする自然科技類博物館として、「黄河巨龍の縮図」と称され、黄河流域の地理環境、燦爛たる黄河文化、歴代の治水事業、水資源開発利用などを包括的に展示しています。館内は「流域地理」「民族揺籃」「千秋治河」「治河新篇」「和諧之路」などの五つの展示部分に分かれており、写真、文献、標本、模型などを通じて、黄河の過去、現在、未来を生き生きと紹介しています。

見所：
序厅の巨大な壶口瀑布図は黄河の雄大な気勢を感じさせ、訪れる人々を圧倒します。
「歴史上の人為的要素による黄河決口・改道表」など、黄河の水害歴史と治水の知恵を詳細に展示しています。
世界最大級の黄河流域デジタル地図ガラス床（面積30平方メートル）は、インタラクティブな体験を通じて黄河の全貌を学べます。
鄭工合龍処碑、河源之石、清壬寅下南造穿孔河工磚などの貴重な重要文化財を所蔵しています。
720°VR全景展示やマルチメディア技術を活用した展示で、黄河の故事をより臨場感をもって知ることができます。

入場料：無料です。参观時には身分証の番号を登録する必要があります。黄河展览馆(huáng hé zhǎn lǎn guǎn)ハイシーズン：9:00～17:00（入館は16:30まで）
ローシーズン：9:00～17:00（入館は16:30まで）
※毎週月曜日は休館日となります（祝日・法定休日を除く）。住所：河南省鄭州市迎賓路402号（花園路との交差点北東角）
公共交通機関：
バスをご利用の場合は、263路または32路バスに乗車し、「迎賓路花園路站」で下車するとすぐです。
地下鉄をご利用の場合は、2号線の「劉荘站」で下車し、32路バスに乗り換えて「迎賓路花園路站」で下車します。入館の際には身分証のご提示が必要となる場合がありますので、忘れずにお持ちください。
館内ではマスクの着用をお願いしております。
文化財や展示物は大切に扱い、展示ケースなどに触れないようご注意ください。
フラッシュを使用した写真撮影は文物保護のため、ご遠慮いただく場合があります。
館内は静かにご見学いただき、他の来館者の迷惑とならないようお願いします。