愛晩亭

愛晩亭は、長沙の西、嶽麓山にあり、中国4名亭のひとつで、他には安徽滁州醉翁亭、北京陶然亭、浙江杭州湖心亭である。
愛晩亭は清の乾隆17 年(1792)の創建。嶽麓書院の院長の羅典氏で創建
当時は「愛葉亭」、「愛楓亭」と呼ばれていたが、後に、楓の紅葉のすばらしさを詠んだ唐の詩人杜牧の詩「山行」にちなんで、｢愛晩亭｣と改称されたという。この詩も、高校教科書の定番で懐かしい詩だ。 
遠上寒山石徑斜，　　　　　遠く寒山に上れば石徑斜めなり　　 
白雲生處有人家。　　　　　白雲生ずる處(ところ)人家有り 
停車坐愛楓林晩　　　　　　車を停めて坐(そぞろ)に愛す楓林の晩(くれ) 
霜葉紅於二月花　　　　　　霜葉は二月の花よりも紅なり。 爱晚亭(ài wǎn tíng)アイ ワン ティンThe Loving Youth Pavilion