天心閣

概況:
天心閣は湖南省長沙市の中心部にある標高的な場所に建つ、長沙のシンボル的な歴史的建造物です。「瀟湘古閣、秦漢名城」と称えられ、2000年以上の歴史を持つ古城壁の上に聳え立っています。かつては星象を観測し、天神を祭祀する場としても使われ、「天心閣」の名は「振人文而答天心」(人文を振るい天の心に答える)という理念に由来すると伝えられます。長沙の街を一望できる最高のビューポイントとして知られ、山、川、街並みが一望できる景色は特に素晴らしいです。現在の建物は1938年に起きた「文夕大火」で焼失した後、1983年に元の姿に基づいて再建されたものです。

見所:
天心閣本体は明清時代の楼閣建築の風格を特徴とし、三層の主楼と二つの副楼からなり、回廊で結ばれた優美な姿が印象的です。
園内に現存する長さ約251メートル、高さ13.4メートルの古城壁は、長沙に現存する唯一の古城壁遺跡で、古代の軍事防衛の歴史を物語っています。
太平天国の軍が長沙を攻撃した歴史的場面を再現した「太平軍魂」という大型群像彫刻も見所の一つです。
抗日戦争における長沙会戦で戦没した将兵を追悼するために1946年に建立された崇烈門、崇烈亭、崇烈塔といった一連の記念建造物があります。

入場料:
天心公園への入園は無料ですが、天心閣楼閣エリアおよび古城壁への入場は有料です。
大人の入場料は30元となっています(郵便料金込みの記念絵葉書チケットは32元とする情報もあります)。
中国語名:
天心阁(tiān xīn gé)
中国語名の読み方:
ティェン シン ゴォ
英語名:
Tianxin Pavilion
天心閣の観光時間:
ハイシーズン(5月1日~9月30日):7:30~17:30
ローシーズン(10月1日~翌年4月30日):7:30~17:00
天心閣へのアクセス:
住所:
湖南省長沙市天心区天心路17号
公共交通機関:
バスをご利用の場合、「天心閣」バス停で停車する122路、167路、311路、402路、406路、908路など多数の路線が便利です。
「天心閣西門」バス停で下車すると北門まで徒歩約10分程度です。2路、143路、358路、901路などが停車します。
地下鉄をご利用の場合は、2号線の「芙蓉広場」駅4番出口から、または1号線の「黄興広場」駅からそれぞれ徒歩でアクセス可能です。
注意事項:
楼閣エリアは閉門時間の30分前までに入場されることをお勧めします。 園内には歴史的遺構や文化財が数多くありますので、大切にご覧ください。 周辺は市街地で駐車場が限られる場合がありますので、公共交通機関の利用が便利です。 季節により開放時間が変更となる可能性がありますので、訪問前には最新情報のご確認をお勧めします。
天心閣についてのお問い合わせ
天心閣についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ