江南貢院

概況:
江南貢院は中国江蘇省南京市の秦淮区夫子廟エリアに位置する、中国史上最大規模の科挙試験場でした。1168年に南宋時代に創建され、明清時代には最盛期を迎え、約3万平方メートルの広大な敷地に20,644もの試験ブース(号舍)を有していました。ここからは唐伯虎(唐寅)や鄭板橋をはじめ、多数の進士や状元(科挙の最高成績者)が輩出され、清代だけでも全国の状元の過半数を占めたことから「中国古代官員の揺籃」とも称されます。1905年の科挙制度廃止後、その歴史的価値から保存が決定し、現在は「中国科挙博物館」として生まれ変わり、国家一級博物館に指定されています。博物館は地下4層のユニークな構造で、科挙の歴史資料や再現展示を豊富に収蔵し、訪れる人々に千年にわたる科挙の歴史を体感させる空間となっています。

見所:
明遠楼:江南貢院の中心に建つ明代の楼閣で、試験監督が考生を見張る役割を果たしました。現在も当時の面影を残す貴重な建築物です。
号舍(試験ブース)の再現展示:当時の試験ブースが復元されており、人形を使ったリアルな展示で考生の様子をうかがえます。
中国科挙博物館の常設展:科挙の歴史や制度、関連する文物を紹介する展示で、貴重な史料や文物を通じて深く学べます。
魁星堂:歴代状元の名前が刻まれた空間で、科挙の頂点を極めた者たちの栄光を感じさせます。
秦淮河沿いの回廊:博物館の外にある回廊からは、秦淮河の美しい景色や往来する遊覧船を眺められ、風情ある休憩スポットとしても人気です。

入場料:
大人は50元です。学生は半額の25元となる場合があります。
中国語名:
江南贡院(jiāng nán gòng yuàn)
中国語名の読み方:
ジャン ナン ゴン ユェン
英語名:
The Imperial Academy
江南貢院の観光時間:
9:00~22:00(通年)。入場受付は閉館時間の1時間前までに終了することがあります。
江南貢院へのアクセス:
住所:
江蘇省南京市秦淮区金陵路1号
公共交通機関:
地下鉄3号線「夫子廟」駅で下車し、2番出口から徒歩約5分です。バスをご利用の場合は、1路、4路、7路、30路、31路、40路、44路、49路など、多くの路線が「夫子廟」バス停を経由します。
注意事項:
館内の文化財や展示物は大切に扱い、触れたり傷つけたりしないようお願いします。 混雑時は入場制限がかかる場合がありますので、スムーズに入場するには公式の情報を事前に確認されることをお勧めします。 館内は広く、見学には歩くことが多いため、歩きやすい靴での来館をお勧めします。 貴重な文化遺産を守るため、ゴミは指定された場所に捨て、美しい環境を保つようご協力ください。 静かな鑑賞環境を保つため、館内では大声での会話はお控えください。

江南貢院の写真

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