汪氏小苑

汪氏小苑は東圏門歴史街区地官第 14 番にあり、揚州で一番完全保存されている清末民国始めの塩商人の住宅である。
小園全体の構成は整えている。住宅の横は三列の部屋がきちんと並び、縦に母屋も三列が延伸し、前後左右が対称している。その構成は儒学の中庸思想を反映している。そして、母屋の手前両脇に部屋も対称しており、その隣に回廊が設けられている。母屋の後ろに寝室があり、それは「尊卑に順序あり、男女に区別ある」という封建社会の倫理観念を表現している。それに、部屋の数も奇数の取り合わせを原則としている。それは奇数は陽で、偶数は陰という神秘な風水意識が働いているためであろう。
住宅に庭園の比率がバランスよく取られ、通風と日当たりもよく、横と縦も互いに繋がっているので、時代の風情がたっぷり味わえる塩商人の大住宅と評されている。
中国語名:
汪氏小苑(wāng shì xiǎo yuàn)
中国語名の読み方:
ワン シ シァオ ユェン
英語名:
Wangshixiaoyuan
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