呉道台

概況:
呉道台宅第は揚州市の泰州路中段、古運河の近くに位置する、清代の光緒30年(1904年)に竣工した歴史的建造物です。元の面積は7930平方メートル、建築面積は5584平方メートルで、かつては100部屋以上ありましたが、民間建築は100部屋を超えてはならないという当時の規定から「九十九間半」と通称され、現在は86間が残っています。宅主の呉引孫は光緒年間の挙人で、浙江寧紹道台などを歴任し、40万両の銀を投じて浙江から工匠を招き、寧紹台道の役所の様式を模しながら揚州の伝統的建築様式を融合させて建設しました。浙派建築群として江苏省で最大の規模を誇り、その規模の大きさ、構造の精巧さ、彫刻の精緻さから「江南三大豪宅」の一つに数えられています。建築群は中国古典と西洋古典の様式が融合した特徴を持ち、特に寧波の天一閣を模して建てられた蔵書楼「測海楼」は、かつては20万卷以上の書籍を収蔵し、清末の四大蔵書楼の一つとして知られていました。また、ここからは呉征鎧(物理化学者)、呉征鎰(植物学者)をはじめとする「呉氏四傑」と呼ばれる多くの人材が輩出され、学問の気風が受け継がれている点も見逃せません。現在は全国重点文物保護単位に指定されています。

見所:
測海楼と有福讀書堂:かつて24万卷もの書籍を収蔵したとされる、天一閣を模して建設された威風堂々たる蔵書楼です。一階の「有福讀書堂」は「福あればこそ書を読む」という家訓を体現する空間で、呉家の学問を重んじる精神を感じることができます。
建築様式の融合美:門厅の美しいレンガ彫刻や、高い石の鼓を備えた門堂、宅外の水域と繋がる扬州最大級の魚池など、浙江の建築法則と揚州の伝統が融合した細部の装飾や構造は見事です。
呉家と人材育成の歴史:宅第内には「扬州院士博物館」が設けられており、呉家から輩出された「呉氏四傑」をはじめ、扬州ゆかりの多くのアカデミー会員(院士)の業績を紹介する展示があります。優れた人材を育んだ環境を知ることができるコーナーです。

入場料:
ハイシーズン(3月~11月)は30元/人、ローシーズン(12月~2月)は20元/人です。なお、2025年は7月26日と27日が無料開放日となる予定です。
中国語名:
吴道台(wú dào tái)
呉道台の観光時間:
9:00~17:00(入場は16:30まで)となっています。
呉道台へのアクセス:
住所:
揚州市広陵区泰州路45号(古運河の近く)
公共交通機関:
市バス26路線で「呉道台府(第一人民医院)」バス停下車すぐ。または、25路、4路、61路、66路などの路線バスを利用し、「第一人民医院」バス停で下車します。
注意事項:
入口ではガイドサービスを利用できます。5名様まで30元、それを超える場合は1名様増えるごとに6円が加算され、80元が上限です。
周辺には東関街歴史街区や東圈門歴史街区(あわせて「双東歴史街区」と呼ばれる)が約700メートルほど離れた場所にありますので、合わせて訪問されることをお勧めします。
正門の横の路地は昔ながらの風情が残り、地元の生活様子を垣間見ることができます。こちらの路地を進むと、約5分で朱自清故居に着きます。
境内の一部はレストランとして利用されています。食事をご希望の場合は、スタッフに別の入り口の場所をお尋ねください。
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