朱自清の旧居

概況：
朱自清の旧居は清の時代に建てられた揚州伝統の三合院建築で、朱自清先生が十数年にわたり暮らした住居です。現在は国指定重要文化財および江蘇省愛国主義教育基地に指定されており、先生が実際に使用した家具や文具、手稿などが展示され、当時の生活の息遣いを感じられる場所となっています。

見所：
三合院の建築様式：薄いレンガの門厅、ひっそりとした中庭、レンガ敷きの通路など、揚州傳統民居の落ち着いた雰囲気を味わえます。
書斎と寝室：朱自清が実際に執筆活動を行った空間が当時のまま保存されており、書棚や文房四宝などの遺品が展示されています。
「荷塘月色」の図：塑像の背後に飾られた、先生の名作を題材にした絵画です。
日用品の展示：清代の木製椅子、八仙桌、座鐘など、朱家が実際に使用していた生活道具を見学できます。

入場料：無料朱自清旧居(zhū zì qīng jiù jū)ハイシーズン（国慶節、中秋節などの祝日）：9:00〜18:00（17:30受付終了）
ローシーズン（通常期）：火曜日〜日曜日 9:00〜17:00開館（月曜日休館、祝日を除く）住所：江蘇省揚州市広陵区安楽巷27号
公共交通機関：揚州市内のバス18路、26路、32路、86路、88路、89路などに乗車し、「瓊花観（皮市街）」バス停下車、そこから約236メートル歩きます。月曜日は休館日となりますので、ご注意ください（祝日を除く）。
閉館時間の30分前には入場受付が終了しますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
館内の展示品には手を触れないよう、静かに観覧してください。
一部の情報によりますと、団体でのご見学や特別なイベント時には、事前の予約が必要となる場合があるようです。