鶴慶県

概況:
鶴慶県は雲南省大理ペー族自治州の北に位置し、「大理の北門、麗江の裏庭」とも称される風光明媚な高原の水郷です。ペー族、漢族、チベット族、ナシ族など多くの民族が集まり、それぞれの文化が溶け合った独特の地域文化を形成しています。南詔の時代に始まった手作りの金属工芸品、特に銀器加工の技術は千年以上の歴史を持ち、「小槌が一千年を刻む」と言われるほどです。この地で作られた各種の生活用品は、雲南の西からミャンマーなどの国へ行く交通の要路「茶馬古道」を通って各地まで届けられ、鶴慶もこの古道における商業と文化の要所として栄えてきました。現在では、「銀都水郷」「泉潭の郷」「名蘭の郷」「渡り鳥の楽園」など、多くの美称で知られ、大理と麗江を結ぶ黄金の観光ルート上の静かな宝石のような存在として、多くの旅人を惹きつけています。

見所:
「銀都水郷」新華村:国家AAAA級観光地で、千年の銀器鍛造技術が継承されるペー族の村です。村内には2.8トンの純銀で作られた巨大な銀の牌坊があり、職人たちの小槌の音が響き渡ります。周囲には美しい泉や湿地が広がり、「泉潭の郷」の名にふさわしい景観を楽しめます。
黄龍潭:県城の南西にある国家AAA級景勝地で、「螺峰野色」として知られる鶴陽八景の一つです。三つの潭が連なり、岸辺に垂れる柳と水面に映る螺髻峰の山影が、まるで水墨画のような美しい風景を作り出しています。特に朝霧がかかる時間帯は絶好の写真スポットです。
東草海国家湿地公園:国家AAA級に指定された湿地公園で、広大な水域には北海、中海、南海などが含まれます。冬には黒頸鶴や白鳥などの貴重な渡り鳥が飛来し、夏には蓮の花が咲き誇るなど、四季折々の自然の表情を見せてくれます。観鳥廊や遊歩道が整備され、ゆったりと散策できます。
雲鶴楼:県城の中心にそびえる明代に建立された楼閣で、鶴慶の歴史的ランドマークです。かつては「安豊楼」や「鐘鼓楼」と呼ばれ、500年近い歴史の中で幾度も焼失と再建を繰り返してきました。その雄大な姿は、この地の「文献名邦」としての歴史を今に伝えています。
紅軍長征過鶴慶記念碑:県城から約3.5キロの西山の麓に建つ記念碑で、1936年4月にこの地を通過した中国工農紅軍(長征中の中国共産党軍)を記念しています。高さ19.36メートルの碑体は、その歴史的な日付を象徴しています。

入場料:
主要なA級観光地(新華村、黄龍潭、東草海国家湿地公園など)は、すべて無料で入場できます。
中国語名:
鹤庆县(hè qìng xiàn)
鶴慶県の観光時間:
ハイシーズン:通年24時間開放されている施設がほとんどです(例:黄龍潭、東草海湿地公園)。
ローシーズン:通年24時間開放されている施設がほとんどです。
(注:新華村(銀都水郷)エリアは08:00-22:00と案内されている場合がありますが、村自体は常時散策可能です。内部の工房や博物館など個別施設の営業時間は事前確認をおすすめします。)
鶴慶県へのアクセス:
住所:
雲南省大理ペー族自治州鶴慶県。主要観光地の住所例:
新華村(銀都水郷):大理州鶴慶県草海鎮新華村。
黄龍潭:大理州鶴慶県大羊線鶴陽御龍湖畔佳苑向かい。
東草海国家湿地公園:大理州鶴慶県草海鎮板橋村中片五龍橋そば。
公共交通機関:
飛行機利用の場合:最寄りの空港は麗江三義国際空港で、空港から鶴慶県城まで車で約30分~40分です。
鉄道利用の場合:昆明や麗江から鶴慶駅行きの列車が運行されています。鶴慶駅到着後、タクシーやローカルバスを利用して各観光地へ向かいます。
バス利用の場合:大理
注意事項:
新華村で銀器を購入される場合は、価格や品質に幅がありますので、よく比較検討されることをおすすめします。価格交渉が可能な場合もありますが、過度な値引き交渉は避け、正当な対価で職人の技を支える気持ちで臨まれると良いでしょう。
高原に位置するため、紫外線が強く、昼夜の寒暖差が大きいです。日焼け止め、帽子、サングラスなどの日除け対策と、温度調節のしやすい服装の重ね着が必須です。
草海湿地などでバードウォッチングをされる場合は、静かに観察し、渡り鳥を驚かせないよう配慮をお願いします。また、高倍率の双眼鏡や望遠レンズがあるとより楽しめます。
黄龍潭などで早朝の撮影を計画される場合は、気温が低く、道が滑りやすいことがありますので、防寒対策と歩行に適した靴をご準備ください。
地元のペー族をはじめとする少数民族の習慣や文化を尊重し、写真撮影の際は許可を得るなど、マナーを守って楽しい旅にしてください。
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