喜洲

喜洲は大理古城の北18kmに位置し、東はアル海に西は蒼山を臨み、大理で最大のペー族の村である。ここには、完全な形でベー族の民家群が保存されており、「三房一照壁」及び「四合五天井」というペー族の代表的な庭式構造を見ることができる。ペー族の住居には門楼に精緻な彫刻が施され、白い中央照壁には青い優美絵が描かれている。ペー族住居に見られる水切り瓦および照壁上部の棟の曲線、左右の房の軒飾り板などは彼らの建築上での才能と創造力を具現している。とくに有名なのは「楊品相宅」、「厳家大院」、「侯家大院」などであり、これらはベー族の住宅の特徴をもち、かつ洋式の建築風格を採用している。
かつて、喜洲は先進的な文化を持ち、南詔時代の軍事要地ばかりでなく、貿易中心地の一つであった。唐代から商業が盛んで、 明 ・ 清時代より、雲南大理喜洲の商人らは海外とお茶の貿易を行っていた。その後、一部の商人らは東南アジアなどの海外に移住、創業し、華僑となったため、この地は有名な華僑の故郷として称えられている。
中国語名:
喜洲(xǐ zhōu)
中国語名の読み方:
シー ジョウ
英語名:
Xizhou

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