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南詔徳化碑

概況:
南詔徳化碑は、雲南省大理市太和村にある南詔太和城遺跡内に立つ、高さ約4メートル、幅2.27メートル、厚さ0.58メートルにも及ぶ巨大な石碑です。唐の大暦元年(766年)に、南詔王閣羅鳳によって建立されました。当時は約3800字からなる碑文が刻まれていましたが、風雨や人為的な損傷を経て、現在確認できる文字は約800字前後となっています。碑文は、南詔が唐との戦争(天宝戦争)に至った経緯や、吐蕃との関係、そして最終的には唐への帰順を願う心情を詳細に記しており、南詔の建国から発展までの歴史、政治制度、経済活動などについての第一級の史料として、「雲南第一碑」とも称されます。碑文の作者は南詔の清平官(宰相)であった鄭回、書は唐から流寓した杜光庭によるものと伝えられ、その書体は行楷を交えた秀麗なもので高い芸術的価値も有しています。1961年には太和城遺跡の一部として、国の重要文化財に指定されました。

見所:
巨大な石碑そのものの迫力と、1200年以上の時を経た風化の跡を間近で感じられます。
碑の表面(碑陽)には南詔の歴史と唐への心情が、裏面(碑陰)には多くの官職名と人名が刻まれており、南詔初期の社会構造を知る貴重な手がかりとなります。
碑文からは、唐の辺境官吏の圧政に苦しみながらも、最終的には「我自古及今、為漢不侵不叛之臣」(我らは古より今に至るまで、漢(唐)に対して侵さず叛かざる臣である)と記す、複雑な政治的立場と中華文化への強い帰属意識が読み取れます。
石碑を保護するために建てられた碑亭(碑を納める建物)も、周囲の遺跡の雰囲気と調和しています。

入場料:大人 8元
中国語名:
南诏德化碑(nán dé huà bēi)
南詔徳化碑の観光時間:
ハイシーズン:8:00〜19:00
ローシーズン:8:00〜19:00
南詔徳化碑へのアクセス:
住所:
雲南省大理白族自治州大理市七里橋郷太和村西(南詔太和城遺跡内)
公共交通機関:
大理古城または下関(新市街)から太和村行きの中型バス(中巴)に乗車し、「太和村」で下車します。運賃は約2元です。
注意事項:
碑亭内部はやや狭い場合がありますので、混雑時は順番をお待ちください。
貴重な国宝級の文化財です。碑面に触れたり、拓本を取るような行為は絶対に行わないでください。
遺跡内は舗装されていない道もありますので、歩きやすい靴での訪問がお勧めです。 現地には大きな案内看板が少ない場合がありますので、地図アプリなどを活用されるか、地元の方に道を尋ねると良いでしょう。
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