感通寺

概況:
感通寺は、中国雲南省大理白族自治州の点蒼山聖応峰の南麓に位置する古刹で、別名を蕩山寺とも呼びます。大理古城から南へ約5キロ、下関から約11キロの地点にあり、四季を通じて雪を頂く蒼山を背に、煙波渺茫たる洱海を臨む風光明媚な地に建っています。その歴史は非常に古く、漢代に創建され、唐代に再建されたと伝えられ、「南中第一古寺」や「雲南禅宗第一寺」とも称される由緒ある寺院です。特に明代には、無極禅師が明の太祖朱元璋に白馬と山茶花を献上した際に「馬嘶花放(馬が嘶き、花が咲く)」という吉祥の兆しが見られ、皇帝から厚い庇護を受けて大いに栄え、最盛期には三十六もの院庵を有する大寺院群を形成していました。また、明代の学者楊慎(楊升庵)や高僧・担当和尚など、多くの文人墨客が訪れ、滞在したことでも知られ、「名士高僧共一楼」という文化史上の佳話を今に伝えています。現在の建物は清の光緒年間以降に再建されたものが中心ですが、静謐な雰囲気の中に歴史の深みを感じさせる場所です。

見所:
大雲堂(正殿):現在の感通寺の中心となる仏殿で、清代に再建されました。殿前には明末の高僧、担当和尚直筆の「一笑皆春」と書かれた木額が掛けられています。
担当和尚墓:寺の背後にある、詩・書・画に優れた高僧、担当和尚(唐泰)の墓塔です。1992年に重修された石造りの仏塔様式で、その生涯を記した塔銘が残されています。
写韻楼跡:明代の学者・楊慎(楊升庵)が李元陽と共に『転注古音略』を著したと伝えられる楼閣の跡地です。後に担当和尚がこれを重修し居住しました。
明代碑刻:寺院内には、寺の興隆と衰退を記録した明代の碑文が七方残されており、貴重な歴史資料となっています。
感通茶と古木:明代の旅行家・徐霞客も賞賛した「感通茶」で知られ、寺の周辺には茶畑が広がります。また、樹齢数百年を超える古茶樹など、趣のある植物も見られます。

入場料:無料(寺院への入場は無料ですが、隣接する感通索道を利用する場合は別途料金がかかります)
中国語名:
感通寺(gǎn tōng sì)
感通寺の観光時間:
ハイシーズン:8:30〜17:00
ローシーズン:8:30〜17:00
(注:情報により年間を通じて同じ開門時間の場合が多いようです。訪問前には最新情報をご確認ください。)
感通寺へのアクセス:
住所:雲南省大理白族自治州大理市蒼山聖応峰南麓(大理古城と下関の間に位置)
公共交通機関:
大理古城または下関から4路バスに乗車し、「感通寺路口」バス停で下車します。バス停からは寺院の標識が見え、そこから山門まではローカルな交通手段(ミニ馬車など)を利用するか、または歩いて向かいます(バス停から山門までは少し距離があります)。
蒼山感通索道の麓駅のそばに山門があり、索道を利用してアクセスすることも可能です。
注意事項:
寺院内は静寂な場所です。大声での会話や騒ぎは控え、他の参拝者や修行僧の方々の邪魔にならないように心がけましょう。
境内は石段や坂道が続きます。歩きやすい靴での訪問をお勧めします。
標高が約2100メートルと高い場所にあります。日差しが強く、気温の変化も大きいため、帽子、サングラス、日焼け止め、そして調整しやすい服装をご準備ください。
蚊や虫が多い場合がありますので、虫除け対策があると便利です。
近隣の寂照庵では昼時に素齋(精進料理)が提供されていますが、感通寺自体に大きな食堂はありません。長時間の滞在を予定される場合は、飲み物や軽食を持参されると良いでしょう。
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