成都望江楼
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成都望江楼

成都郊外にある公園。

自然景観 自然景観 成都 四川省 写真 2 枚

概況:
成都望江楼公园は、成都市の東門外、錦江の南岸に位置する、唐代の女流詩人・薛涛(せっとう)を記念して清代に造られた歴史ある庭園公園です。園内の中心となる「望江楼」(本名:崇麗閣)は清の光緒15年(1889年)に建設された高さ約27.9メートルの優美な楼閣で、その名は晋の文人・左思の『蜀都賦』にある「既麗且崇、実号成都」(麗しくかつ高く、まさに成都と呼ぶにふさわしい)という句に由来しています。園内は「文物保護区」と「園林開放区」に分かれており、薛涛を偲んで植えられた国内外150種以上もの多様な竹が生い茂る様子から、「竹の公園」とも呼ばれています。歴史と文学の香りに包まれながら、錦江の流れと緑豊かな竹林を楽しめる、成都市を代表する文化的景観地です。

見所:
園内のシンボル「望江楼(崇麗閣)」は、錦江の流れを望む絶好のビューポイントで、登楼すると成都の街並みと錦江の景色を一望できます。その美しさは「望江楼上望江流、江楼千古、江流千古」という名高い絶対(絶対に優れた対聯の上聯)でも称えられています。
薛涛が詩箋(しせん)を作るのに使ったと伝えられる「薛涛井」は園内の重要な史跡で、清康熙年間に「薛涛井」と刻まれた石碑が立てられています。
園内には薛涛の愛した竹が150種以上も植えられており、人面竹、仏肚竹、方竹など珍しい品種も観賞できます。特に開放区は竹林の散策路として整備され、静寂の中に佇む薛涛の塑像も見られます。
薛涛が詩を吟じたという故事に基づいて建てられた「吟詩楼」は、三層の楼閣が優雅に連なり、開放的な造りが特徴です。また、船の形を模した「濯錦楼」は、薛涛が友人を見送った故事にちなんでいると言われています。
その他にも、薛涛の詩風を称える「清婉室」、彼女の詩句に因む「五雲仙館」、文人が曲水の宴を楽しんだ「流杯池」など、薛涛にまつわる建築物が点在し、散策を楽しめます。

入場料:
文物保護区(望江楼などの古建築群エリア):20元
園林開放区(竹林などの庭園エリア):無料

営業時間

ハイシーズン(文物保護区):08:00〜18:00
ローシーズン(文物保護区):08:00〜17:30 (情報に基づく推奨時間)
園林開放区:06:00〜21:00
※ 文物保護区の最終入場は閉園30分前が目安です。季節により変動する可能性があります。

アクセス

住所:
四川省成都市武侯区望江路30号
公共交通機関:
市内バスをご利用の場合、「望江楼公園」バス停で下車します。19路、35路、335路などの路線バスが経由しています。
地下鉄をご利用の場合は、最寄り駅からタクシーやシェアサイクルを利用するのが便利です。

旅のヒント

公園は有料の「文物保護区」と無料の「園林開放区」に分かれています。主要な古建築は有料エリアに集中していますので、ご計画に合わせてご入場ください。
園内は竹林や錦江沿いの散策路が多く、歩きやすい靴でのご来園をお勧めします。
また、夏季は虫除け対策も万全に。 歴史的建造物や文化財を保護するため、指定された場所以外での喫煙や、建物への落書き、触れたりすることはお控えください。
園内の竹林は非常に風情がありますが、竹を折ったり傷つけたりしないよう、マナーを守って鑑賞しましょう。
春から秋にかけてが過ごしやすい季節ですが、竹林の緑は一年中楽しめます。特に夏は木陰が涼しく、市内のオアシスとして人気です。

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