溥儀東行宮
中国旅行ガイド

溥儀東行宮

ラスト エンペラー溥儀の東行宮

自然景観 自然景観 丹東 遼寧省 写真 1 枚

概況:
溥儀東行宮は、中国遼寧省丹東市浪頭鎮にある歴史的建造物で、1940年に着工し1943年に竣工しました。満洲国皇帝・溥儀が「巡幸」の際の宿泊所として日本人によって設計されましたが、実際に溥儀がここに宿泊したかどうかは記録がはっきりしておらず、別の場所に宿泊したとする説もあります。建築様式は日本の和風建築を基調としつつ、中国皇室の威厳を感じさせる龍の彫刻や壁画が随所に施されているのが特徴です。敷地面積は約1万平方メートル、建築面積は2800平方メートルで、かつては「東行宮宾馆」として活用された時期もありましたが、現在は老朽化が進み、一部を除いて廃墟同然の状態となっています。2005年には丹東市の文物保護単位に指定され、歴史の証人として静かに佇んでいます。

見所:
建物正面の門柱や壁面に施された、皇帝の権威を象徴する龍や鳳凰の精巧なレリーフや壁画。
1940年8月の奠基を示す「定礎・皇紀二千六百年八月」と刻まれた石碑が正面の壁に残されています。
「丹鳳朝阳」や「春江花月夜」などの中国伝統的な題材の壁画が当時の面影を伝えています。
建物内部は廃墟となっていますが、往時の構造をうかがい知ることができ、独特の雰囲気を感じられます。

入場料:無料(ただし、老朽化が激しく立ち入りが制限されている可能性があります)

営業時間

ハイシーズン:見学自由(終日)
ローシーズン:見学自由(終日)
※建物は老朽化が進んでおり、内部への立ち入りは危険を伴う場合があります。外観からの見学が無難です。

アクセス

住所:遼寧省丹東市振安區浪頭鎮浪頭港西側(旧空軍訓練場内)
公共交通機関:
丹東市街地からタクシーを利用するのが最も便利です。「浪頭鎮の溥儀東行宮」と伝えれば概ね通じます。
公共交通機関を利用する場合は、丹東駅前から浪頭鎮行きのバスに乗車し、「浪頭」バス停で下車後、現地まで徒歩あるいは地元のタクシーを利用します。

旅のヒント

建物は老朽化が非常に進んでおり、壁の崩落や足場の悪い箇所があります。安全のため、建物内部への立ち入りは極力避け、外観から見学することをお勧めします。
周辺は住宅地や農地が広がっていますので、見学の際は近隣の住民の迷惑にならないよう静かに行動し、私有地に無断で立ち入らないようにご注意ください。
文物保護単位に指定されている歴史的建造物です。壁への落書きや彫刻などの損傷行為は固く禁じられています。 ゴミは必ずお持ち帰りください。
歴史的環境の保全にご協力をお願いします。 現地には案内看板やトイレ、売店などの観光施設はほとんどありません。
飲み物や必要に応じて軽食をご持参されることをお勧めします。

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