碧塔海
中国雲南省北西部、標高約3538メートルに位置する高原の湖
概況:
碧塔海は、中国雲南省北西部、標高約3538メートルに位置する高原の湖です。シャングリラ(香格里拉)市街から東へ約25キロメートルにあり、普達措国家公園の一部を構成する「高原の真珠」とも称される神秘的な景勝地です。この湖は断層によって形成された東西に長い湖で、青く澄んだ湖水と周囲を囲む原始的な針葉樹林、遠くに連なる雪山の風景が一枚の絵のように調和しています。特に、5月から6月にかけて湖畔のシャクナゲの花が咲き乱れる季節には、花びらが湖面に落ち、それを食べた魚が軽く「酔った」ように浮かび上がる「杜鵑醉魚(ツツジに酔う魚)」という世界でも稀な自然現象が見られることで知られています。
見所:
「杜鵑醉魚」の奇観:5月から6月、湖畔に咲くシャクナゲの花びらが湖面に落ち、それを食べた魚が一時的に浮かび上がる、この地だけの風物詩です。
古代魚「碧塔重唇魚」:この湖にのみ生息する、3枚の唇を持つ珍しい魚で、250万年前の氷河期から生き延びた「生きた化石」です。
黒頸鶴の越冬地:国の第一級保護動物である黒頸鶴(マナヅル)の重要な越冬地としても知られ、冬にはその優雅な姿を見ることができます。
原始的な森林と高山植物:湖を取り囲む長苞冷杉(チョウホウトドマツ)や雲杉などの原始林、そして季節ごとに色を変える高山草原の景色は、訪れる者の心を打ちます。
湖畔の木道散策:湖岸に整備された木道を歩きながら、湖の全景と静謐な自然をゆっくりと楽しむことができます。
入場料:普達措国家公園の入園料(環境保護バス代込み)が必要です。大人138元、学生・60-70歳は半額69元、1.2メートル以下の子供・70歳以上・軍人等は無料の場合があります。
営業時間
ローシーズン(11月1日-3月31日):8:30〜16:00(入場は16:00まで)
※時期により変動する可能性がありますので、訪問前の確認をお勧めします。
アクセス
公共交通機関:
シャングリラ市のバスターミナルから普達措国家公園行きの専用バスを利用します。運行本数は日に数本で、出発時間は8:00、8:30、9:30、10:00などです。片道料金は約15元、所要時間は約30分です。
独克宗古城(ドゥケゾン古城)にも観光案内所や発着ポイントがあり、公園までの往復バスチケット(約30元)を購入できる場合があります。
より便利に移動したい場合は、タクシーやレンタカーを利用する方法もあります。
旅のヒント
高原は紫外線が強いです。日焼け止め、帽子、サングラスを必ず用意し、しっかりとした日焼け対策を行いましょう。
天候が変わりやすく、特に朝夕は冷え込みます。防寒性に優れた上着や雨具を携帯することをお勧めします。
貴重な自然保護区です。ゴミは必ず持ち帰り、動植物を傷つけたり、魚にエサを与えたりしないなど、環境保護にご協力ください。
公園内は環境保護バスでの移動が基本となります。バスの運行時間を確認し、最終バスに乗り遅れないようにご注意ください。
碧塔海の写真
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