紅山公園
ウルムチの象徴で公園内に建つ鎮龍塔から市内が一望できる
概況:
紅山公園は、新疆ウイグル自治区の首府ウルムチ市の中心部に位置する、市の象徴とも言える山岳公園です。その名の由来は、山体が二畳紀の赤紫色の砂岩で構成されていることから来ており、西端の断崖が虎の頭に似ているため「虎頭峰」とも呼ばれています。海抜は約910.6メートルで、かつてはウルムチ川が山麓を流れていました。古代から聖地として崇められ、清代には多くの寺廟が建てられ賑わいましたが、現在見られる建築の多くは後に復元されたものです。1958年から大規模な緑化事業が行われ、現在は市民の憩いの場として、また市内を一望できる絶景スポットとして親しまれています。
見所:
ウルムチのランドマーク「紅山塔」:清の乾隆53年(1788年)に洪水鎮めの「鎮龍宝塔」として建立された、六角九層のレンガ造りの塔です。200年以上の歴史を持ち、「塔映斜陽」はウルムチ八景の一つに数えられます。
市内全景と天山山脈を望む「遠眺楼」:公園の最高所に建つ三層の楼閣で、最上階からはウルムチの街並みと遠く博格達峰(ボゴダ山)などの雪山を同時に望むことができます。
民族英雄「林則徐像」:アヘン戦争で知られ、新疆にも流刑された林則徐の記念像です。彼が紅山で詠んだ詩句に因み建立されました。
復元された漢伝仏教寺院「大仏寺」:かつて紅山に存在した古廟群の一つで、1989年に山門を移築・復元したものです。天王殿、大雄宝殿などの建物があります。
緑化の歴史を伝える「緑化彫塑」:かつては禿山だった紅山が、40万人以上の市民の労力によって現在の緑豊かな姿に生まれ変わった歴史を記念するモニュメントです。
園内にはこの他、伝説にちなむ「吉壇」や、旧防空壕を利用した「地宮」などの見どころもあります。
入場料:公園入園は無料です。ただし、園内の遠眺楼や大仏寺、遊園地施設などは別途入場料が必要な場合があります。
営業時間
ハイシーズン(概ね5月~10月):7:30 ~ 22:30
ローシーズン(概ね11月~翌年4月):7:30 ~ 22:00
(最終入場は閉園30分前頃が目安です)
アクセス
住所:新疆ウイグル自治区ウルムチ市水磨溝区紅山路北一巷40号
公共交通機関:
バス:29、35、61、62、63、73、908、927番などの路線バスに乗車し、「紅山公園」バス停で下車。
BRT(高速バス):BRT2号線に乗車し、「西大橋」駅で下車。そこから約400メートル歩きます。
旅のヒント
公園内は階段や坂道が多いため、歩きやすい靴での来園をお勧めします。
遠眺楼や紅山塔付近は、夕方の日没時刻前後が特に混雑し、絶景を楽しめる人気時間帯です。
園内の遊園地施設(観覧車など)や一部の屋内施設(地宮など)は、季節や時間により運営を休止している場合があります。
公園は市街地にあり、夜景も美しいですが、夜間は気温が下がりやすいので、防寒対策があると安心です。
公共の場でのマナーを守り、ゴミは必ず指定の場所に捨てましょう。
紅山公園の写真
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