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北京八大処公園(西山)

北京の西山は、北京西部の太行山脈北端に広がる山脈で、古くから「京華右臂」と称えられてきました。その幽玄な風景と多くの古刹が、文人墨客を魅了し、仙境と呼ばれることもあります。西山は、翠微山、平坡山、盧師山の三山に囲まれ、南側が開けた絶好の風水を誇る地域です。

西山には「三山八刹十二景」という名所が知られており、これらの景勝地は中国の文人墨客や諸国の君子たちの憧れの地でした。八刹とは、三山の入り口から始まる一処の長安寺、二処の霊光寺、三処の三山庵、四処の大悲寺、五処の龍泉庵、六処の香界寺、七処の宝珠洞寺、八処の証果寺を指します。これらの寺は、7世紀から17世紀にかけて創建され、現在も改修を重ねながら公開されています。

十二景には、絶頂遠望、春山杏林、翠峰雲断、五橋夜月、水谷流泉、深い秋紅葉などがあり、それぞれ独特の景色を楽しむことができます。例えば、「五橋夜月」は、西山八大处に並ぶ五つの橋が月明かりに照らされる風景で、非常にロマンチックです。

西山は、金元時代からすでに文人墨客の愛する場所であり、明清時代にはさらに発展しました。特に、明成祖朱棣が北京に遷都した後、西山は京師を守る重要な軍事的屏障となり、「神京右臂」と呼ばれました。また、西山は自然の美しさだけでなく、宗教や民俗文化の発展にも寄与し、多くの寺廟が建立されました。
中国語名:
北京八大处公园(běi jīng bā dà chǔ gōng yuán)
中国語名の読み方:
ベイ ジン バー ダー チュウ ゴン ユェン
英語名:
Badachu Park
北京八大処公園(西山)の観光時間:
西山の各寺廟や景勝地の開放時間は異なりますが、一般的な観光スポットは朝8時から夕方5時まで開園しています。ただし、季節やイベントによって変更される場合がありますので、事前に確認することをお勧めします。
北京八大処公園(西山)へのアクセス:
場所:石景山区八大処
交通:地下鉄玉泉路 バス乗車389路八大処下車
または動物園 バス乗車347路八大処下車
注意事項:
入場料:八大処公園 5元

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