定陵

2003年7月に世界文化遺産に登録された明の十三陵のうち、現在公開されているのは3カ所。いちばんの見どころとなるのが定陵で、第13代万暦帝と2人の皇后の陵墓。深さ27mの玄室にまで入ることができる。玄室は「地下宮殿」とも呼ばれ、皇帝、皇后の柩のほか、金の王冠など3000点を超える見事な副葬品が出土したことでも有名。現在は、地上に建てられた全長約510mの「定陵博物館」で、冠服、金銀器、玉器、葬儀用品、武器、生活用品など多岐にわたる副葬品が陳列され、発掘当時の写真も展示されている。万暦帝は10才で帝位につき、その在位年数は明の皇帝の中で最長。22才で自分の墓を造り始め、6年の歳月と当時の国家予算2年分の銀を注ぎ込んだと言われている。

定陵の入場料は、ローシーズン(11月1日~3月31日)は40元、ハイシーズン(4月1日~10月31日)は60元です。
中国語名:
定陵(dìng líng)
中国語名の読み方:
ディン リン
英語名:
Ming Tombs
定陵の観光時間:
ローシーズンは8:30~17:00、ハイシーズンは8:00~17:30
定陵へのアクセス:
住所は北京市昌平区十三陵特区明十三陵です。
北京市内から872路バスに乗車し、「定陵」停留所で下車すれば、簡単に到着できます。

定陵の写真

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