靖江王府

概況:
靖江王陵は桂林市の東郊外にある尭山の南西麓に広がる、明代の靖江王たちの陵墓群です。初代靖江王である朱守謙は、明の太祖朱元璋の甥孫にあたり、桂林に封じられました。14代続いた靖江王のうち、初代と13代、14代を除く11人の王とその妃がこの地に眠っており、その広大な陵墓群は中国最大の藩王墓地として知られています。陵園の範囲は南北15キロメートル、東西7キロメートルにも及び、参道の両側には石像生(石で造られた人物や動物の像)が並び、当時の王族の威厳を今に伝えています。2022年には国家考古遺跡公園にも指定され、歴史的価値が高く評価されています。

見所:
・十一王陵: 11人の靖江王とその妃が眠る墓域で、それぞれの陵墓が山を背にして壮観に並びます。
・石像生行列: 参道の両側に立つ石の文武官、動物の像は、明代の陵墓芸術の粋を感じさせます。
・広大な陵園景観: 尭山の自然地形を生かした広大な陵園は、散策しながら歴史に思いを馳せるのに最適です。
・明代の歴史と文化: 陵墓の構造や出土品から、明代の藩王制度や葬祭文化を知ることができます。
入場料:
大人は100元、子供・学生は50元です。70歳以上の高齢者は7割引となる場合があります。
中国語名:
靖江王陵(jìng jiāng wáng líng)
中国語名の読み方:
ジン ジャン ワン リン
英語名:
Ming Tombs Of Jingjiang Princes
靖江王府の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月):7:30~18:30
ローシーズン(11月~3月):8:00~18:00
靖江王府へのアクセス:
住所:
広西壮族自治区桂林市七星区靖江路1号(尭山西麓)
公共交通機関:
桂林市中心部から約5キロメートルです。市内からタクシーを利用するか、桂林市七星区靖江路方面行きのバスを利用し、「靖江王陵」バス停で下車すると便利です。
注意事項:
・陵園内は広いため、歩きやすい靴でお越しください。 ・貴重な文化財ですので、石像生や墓標に触れたり、登ったりしないようお願いします。 ・エリアによって日陰が少ない場合があります。ハイシーズンは日よけ対策や水分補給を心がけましょう。 ・見学の際は、指定された歩道を守り、静かに参拝するマナーを守りましょう。

靖江王府の写真

靖江王府についてのお問い合わせ
靖江王府についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ