桃源郷

概況:

桂林世外桃源は、陽朔県白沙鎮にある国家AAAA級景勝地で、陶淵明の『桃花源記』に描かれた理想郷をコンセプトに開発されました。総面積は広大で、桂林の美しいカルスト地形と田園風景が見事に調和しています。園内には荷花池、燕子湖、燕子洞、侗郷風情、原始部落などのエリアがあり、広西チワン族自治区を代表する少数民族であるチワン族、トン族、ミャオ族、ヤオ族の文化や生活様式を体感できます。特に、湖畔に建つトン族の鼓楼や風雨橋は、その優美な姿から「白い屏風」とも称される景観の一部を形成しています。また、園内では伝統的な手工芸の実演や民族舞踊のパフォーマンスが随所で行われており、訪れる人を古代中国の詩的な世界へと誘います。

見所:

燕子湖の舟遊び:園内の中心をなす燕子湖では、手漕ぎ舟に乗って湖畔の村や洞窟を巡るクルーズが楽しめます。湖面に映る山々の影や、季節ごとに咲き誇る花々が、のどかな桃源郷の雰囲気を醸し出しています。
少数民族の文化体験:チワン族の「天琴」演奏や、トン族の歌垣、ミャオ族の銀細工などの伝統芸能や工芸を間近で見学できます。特に、刺繍や染め物の実演は、職人技のすばらしさを感じさせるポイントです。
淵明山庄:陶淵明の詩の世界を再現したエリアで、古代の農具や生活道具の展示があり、当時の文化や生活様式を学ぶことができます。
桃花島の散策:春には桃の花が咲き乱れる小島で、特に3月から4月にかけてはピンク色の花々が園内を彩り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

入場料:
大人の入場料は55元から70元程度です。6歳以下または身長1.2メートル以下の子ども、65歳以上の高齢者は無料、学生や60歳から65歳未満の高齢者などは優待料金が適用される場合がありますので、詳細は現地でご確認ください。
中国語名:
世外桃源(shì wai táo yuán)
中国語名の読み方:
シ ワイ タオ ユェン
英語名:
Shangri La
桃源郷の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月):8:00~17:30
ローシーズン(11月~3月):8:30~16:30
※入場は閉園時間の30分前までとなる場合があります。
桃源郷へのアクセス:
住所:
広西壮族自治区桂林市陽朔県白沙鎮五里店村
公共交通機関:
桂林駅または桂林北駅から「桂林-陽朔観光専線」バスに乗車し、「世外桃源」バス停で下車します。桂林駅からは約40分、陽朔県城からは約20分のアクセスです。また、タクシーを利用する場合は、桂林市中心部から約1時間、陽朔県城から約20分が目安です。
注意事項:
園内は湖や田園地帯が広がっており、歩きやすい靴での来園をお勧めします。夏季は日差しが強い場合があるため、帽子や日焼け止めの準備があると安心です。 少数民族のパフォーマンスや手工芸実演は時間が決まっている場合があります。園内の案内板やスタッフに確認し、スケジュールを把握してから行動すると、見逃しを防げます。 トン族の鼓楼や風雨橋などの建築物、展示品は文化財として大切に保存されています。触れたり傷つけたりしないよう、マナーを守って観賞しましょう。 園内のゴミは指定の場所に捨て、自然環境の保全にご協力ください。特にプラスチック製品の持ち込みは最小限にし、リサイクル可能な素材の利用を心がけましょう。

桃源郷の写真

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