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靖江王府(独秀峰含む)

桂林の中心部に位置する靖江王府は、明代の藩王府としての歴史を持ち、「桂林山水甲天下」の名言が刻まれた独秀峰がそびえる歴史的スポットです。以下に詳細をご紹介します。

概況
靖江王府は明の洪武帝朱元璋がその甥孫である朱守謙を靖江王に封じたことから建設が始まり、1372年から約20年をかけて完成した由緒正しい史跡です。北京の故宮よりも34年早く建てられたことから「広西の小さな故宮」とも呼ばれ、中国で最も保存状態の良い明代の藩王府の一つとして知られています。敷地内には桂林のランドマークである独秀峰が聳え立ち、そのふもとには「桂林山水甲天下」の石刻が残されています。現在は广西师范大学のキャンパスとしても使用され、歴史と文化が息づく場所です。

見所

独秀峰:王府内にそびえる奇岩で、頂上からは桂林市内を一望できます。山腹には「桂林山水甲天下」で知られる南宋の王正功の石刻があります。
承运殿:王府のメイン宫殿で、明代の台基と彫刻が現存しています。現在は广西师范大学のオフィスとして使用されています。
月牙池:独秀峰のふもとに位置する三日月形の池で、王府の庭園として造られました。舟遊びが楽しめる静かなエリアです。
貢院:清代に科举の試験場として使用された建物で、当時の試験を再現した体験イベントに参加できます。
摩崖石刻:独秀峰の岩壁に刻まれた歴代の文人や官僚の書跡で、中でも「桂林山水甲天下」の石刻は特に有名です。

入場料:大人100元、子供・学生は50元、70歳以上の高齢者は70元です。
中国語名:
靖江王府·独秀峰(jìng jiāng wáng fǔ dú xiù fēng)
中国語名の読み方:
ジン ジャン ワン フゥ ドゥ シゥ フォン
英語名:
The Jingjiang Seigniorial Residence And The Solitary Peak
靖江王府(独秀峰含む)の観光時間:
ハイシーズン(夏期):7:30~18:30
ローシーズン(冬期):8:00~18:00
靖江王府(独秀峰含む)へのアクセス:
住所:桂林市秀峰区王城路1号
公共交通機関:市内からバスでアクセス可能です。1路、22路、99路、100路系統に乗車し、「中山中路乐群路口」バス停で下車、東へ50メートル進むと到着します。また、10路、11路、14路、18路、30路、98路系統のバスに乗り「解放东路解放桥」バス停で下車し、北へ100メートル進んでもアクセスできます。
注意事項:
入場料にはガイドツアーが含まれていますので、解説を聞きながら歴史を学ぶことがおすすめです。 独秀峰は306段の階段があり、歩きやすい靴で訪れると安心です。 景区内には日陰が少ないため、夏場は日よけ対策をしてお出かけください。 景区の出口は東西巷という歴史的な街並みに繋がっており、散策を楽しむこともできます。

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