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漓江下り(リコウ下り)

概況:

漓江下りは、桂林から陽朔まで約83キロメートルにわたって続く中国随一の景勝地を船で巡る体験です。水墨画のような奇岩と澄んだ川の調和が「山水画の世界」とも称され、四季折々の表情を見せます。中でも「楊堤(ようてい)から興坪(こうへい)まで」の区間は景色のハイライトとされ、九馬画山(きゅうばがざん)や黄布倒影(こうふとうえい)など象徴的な景観が続きます。遊覧船はゆったりと進み、水面に映る山々のシルエットや沿岸の村々でのどかな生活の様子を眺めながら、中国の伝統的な風景を存分に楽しめます。

見所:
・雄大なカルスト地形:川沿いに連なる奇岩が変化に富んだ景色を作り出し、特に雨上がりの霧がかかった日は幻想的な雰囲気に包まれます。
・楊堤‐興坪区間:漓江で最も美しいとされる区間で、20元紙幣の裏面に描かれた「黄布倒影」や、馬が9匹見えるといわれる「九馬画山」が代表的です。
・鵜飼いの伝統:沿岸では鵜匠が鵜を使った伝統的な漁法を実演しており、古来の生活文化に触れられます。
・陽朔の西街(にしがい):船旅の終点である陽朔には、1400年の歴史を持つ古い街並みが残り、レストランや工芸品店が軒を連ねる散策にぴったりのエリアです。

入場料:
遊船の料金はコースと船のグレードにより異なります。桂林から陽朔までの標準的なコースでは、三星級船が約210元、四星級船が約380元です。陽朔発の短縮コースは160元からとなります。竹筏(バンブーラフト)は1筏あたり255元~370元で、4名まで乗船可能です。
中国語名:
漓江(lí jiāng)
中国語名の読み方:
リー ジャン
英語名:
Liriver
漓江下り(リコウ下り)の観光時間:
ハイシーズン(4月~10月):7:30~17:30
ローシーズン(11月~3月):8:00~17:00
※船の出航時間は9:00~10:00が中心です。水量や天候により変更される場合があります。
漓江下り(リコウ下り)へのアクセス:
住所:
広西壮族自治区桂林市霊川県
公共交通機関:
桂林市内からは、楊堤码头(ようていマートウ)行きのバスが桂林汽車站から運行されています(楊堤路口で下車後、乗り換えが必要)。陽朔からは、西街バスステーションより楊堤码头行きの直行バスが6:40から20分間隔で出ており、約1.5時間で到着します。また、竹江码头や磨盤山码头へは桂林市内からタクシーやツアー専用車を利用するのが便利です。
注意事項:
・時期による水量の変化:ローシーズンは水位が低下することがあり、コースが短縮される可能性があります。事前に現地の状況を確認しましょう。 ・天候への配慮:雨の日は滑りやすい場所があるため、歩きやすい靴での参加がおすすめです。一方で、雨や霧が山水画のような風景を際立たせることもあります。 ・手配の事前予約:船席は特に連休期間にすぐに埋まってしまうため、オンラインや現地代理店を通した早めの予約が安心です。 ・竹筏の制限:竹筏を利用する場合は、身長120cm未満の子どもや70歳以上の方は安全上乗船できないことがあります。

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