鳥島

概況:
鳥島は青海湖の北西隅に位置する、面積0.8平方キロメートルの島です。青海湖は中国最大の内陸塩湖であり、その独特な地理的・気候的条件から、毎年数十万羽もの渡り鳥が飛来し繁殖する「鳥の王国」として知られています。島は主に、西側の「海西山(蛋島)」と東側の「海西皮」の二つで構成されており、斑頭雁、棕頭鷗、魚鷗、鸕鶿など多くの鳥類の重要な繁殖地となっています。1975年に自然保護区に指定され、1997年には青海湖国家級自然保護区の核心地域となりました。
重要なお知らせ
生態環境保護のため、鳥島景区は2017年8月29日から一般観光客への開放を停止しています。現在は研究や教育目的などの限られた活動のみが許可されており、観光活動は一切行われておりません。以下の情報は参考として過去の資料に基づき記載していますが、実際に訪問することはできませんのでご注意ください。

見所:
かつての見所としては、海西山(蛋島)では春から初夏にかけて無数の鳥類が営巣し、地面が鳥の卵で埋め尽くされる壮大な光景を観察できました。
海西皮は主に鸕鶿の生息地として知られ、岩肌に築かれた無数の巣が鳥の城塞のような独特の景観を形成していました。
毎年5月から6月には、青海湖で繁殖する固有魚種の青海湖裸鯉(湟魚)と鳥類が共存する「魚鳥共生」の貴重な生態現象を見ることができました。

入場料:景区閉鎖に伴い、入場料金の販売は行われておりません。
中国語名:
鸟岛(niǎo dǎo)
中国語名の読み方:
ニァオ ダオ
英語名:
Bird Island
鳥島の観光時間:
景区閉鎖に伴い、一般公開は行われておりません。
鳥島へのアクセス:
住所:
青海省海北蔵族自治州剛察県青海湖環湖西路付近(注:海南蔵族自治州共和県とする情報もあります)
公共交通機関:
西寧市から剛察県方面行きの長距離バスを利用し、途中下車する方法がありましたが、景区閉鎖に伴い、公共交通の便も大幅に変更されている可能性が高いです。
注意事項:
現在、鳥島は生態保護のため一般観光客の立ち入りが禁止されています。 渡り鳥の生態観察をご希望の場合は、青海湖周辺の他のエリアで行ってください。 青海湖周辺は高原に位置し、日差しが強いため、日焼け止めやサングラスの準備をお勧めします。 また、朝夕の気温差が激しいので、体温調整のしやすい服装でお越しください。 青海湖一帯は美しい自然環境に恵まれています。ゴミは必ずお持ち帰りになり、環境保全にご協力ください。

鳥島の写真

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