海北原子城

概況:
海北原子城は青海省海北チベット族自治州海晏県の西海鎮に位置し、広大な金銀灘草原の中にあります。ここは中国初の核兵器開発基地である国営221廠の跡地で、1958年に建設が始まり、1964年に中国初の原子爆弾がここで製造されました。1995年に全面退役するまで、計16回の核実験成功を見届け、中国の核開発史上重要な役割を果たしました。退役後は世界で初めて「剣を鋤に変えた」核兵器基地となり、2001年に全国重点文物保護単位、2005年には全国愛国主義教育示範基地に指定されました。現在は4A級観光地として、青海原子城記念館をはじめ、地下指揮センター、爆轟試験場、上星站などの史跡が公開され、「両弾一星」精神を伝える重要な場所となっています。

見所:
青海原子城記念館では、核兵器開発の歴史を物語る豊富な実物資料や画像を見学できます。
地下指揮センターは地下9.3メートルに位置し、当時の緊張感を体感できるスポットです。
爆轟試験場では、核開発の重要な試験が行われた現場を見学できます。
「両弾一星」功労科学者である王淦昌、鄧稼先ら9人の等身大像が展示されているエリアも見応えがあります。
広大な金銀灘草原の風景と合わせて、歴史的景観と自然美を同時に楽しめます。

入場料:青海原子城記念館は無料ですが、事前予約が必要です。その他の施設については現地でご確認ください。
中国語名:
海北原子城(hǎi běi yuán zǐ chéng)
中国語名の読み方:
ハイ ベイ ユェン ズー チョン
英語名:
Haibeiyuanzicheng
海北原子城の観光時間:
ハイシーズン(4月1日~10月31日):8:30~17:30(入場は17:00まで)
ローシーズン(11月1日~3月31日):情報が確認できなかったため、現地にご確認されることをお勧めします。
海北原子城へのアクセス:
住所:青海省海北チベット族自治州海晏県西海鎮
公共交通機関:西寧市の長距離バスステーションから海晏県西海鎮行きのバスに乗車します。西寧から原子城周辺への直行バスも運行されている場合がありますので、バスステーションでご確認ください。自家用車の場合は、西寧からG6京蔵高速を利用し、X216公路経由でアクセスできます。
注意事項:
記念館は無料ですが、公式サイト( http://47.104.10.42/yzc_nbook/public/index.php/yuyue/m-index )から事前予約が必要です。 施設内では静かに鑑賞し、展示物に触れないようにしましょう。 高原地域のため、日差しが強い日は紫外線対策、朝夕は防寒対策を忘れずに準備することをおすすめします。 美しい自然環境を守るため、ゴミは必ず指定された場所に捨て、環境保護に協力してください。

海北原子城の写真

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