大清真寺

現在西安市には約5万人の回族イスラム教徒がおり、この民族の人口は西安における40の少数民族のトップを占めます。したがって、西安にはイスラム教のぽ寺院がたくさんあります。 清真大寺は、鼓楼のすぐそばの市内いの中心地近くにあり、西安に住むイスラム教徒の宗教活動の中心です。寺中に保存されている石碑の記載によれば、この寺は唐の玄宗の天宝元年(742年)の建立であるが、明代の1384年に大修理が行われています。寺院は楼?台?亭?堂の4つの部分に分かれ、敷地は一万二千平方m、建築面積は約四千平方m、ほぼ完全な古代建築群で構成されています。前院には高さ9mの瑠璃屋根、異角飛檐の木牌坊があります。第二院には石碑坊が一ヶ所あり、石碑には明、清代にこの寺を修理したことが記載されています。第三院の中央に省心楼という建物があります。これは礼拝のとき、回教の僧侶が白い帽子を振って、人々を召集する場所です。第四院は礼拝大殿とも呼ばれており、信者は毎日五回、ここで西に向かって礼拝します。礼拝の前にはシャワーを浴びる習慣があります。大殿の面積は1300平方mで、一回に千人以上の礼拝式ができます。礼拝殿の周囲の壁はイスラム教の伝統的な装飾芸術を採用し、唐草模様の間にアラビア文字がたくさん刻んであります。この寺は全て中国のイスラム教の伝統的な様式によって作られたもので、その特徴で楼?台?亭?堂の四種類を形成しています。また、寺の建物は全て対になっています。その形式は広々として、堂内の彩画は精密で古典的な建築の特徴を残しています。人々の生活習慣、風俗などが民族によって異なることは言うまでもありませんが、特にイスラム教の寺院では男女が同席せず、タバコも禁止されています。彼らは豚肉も酒も口にせず、彼らが食べる肉は主に羊肉と牛肉です。結婚式は午後、新婦を迎え、翌日の朝に行います。聖典コーランを読み、メッカに生涯を誓います。女性はほかの民族とは結婚しませんが、男性は異民族と結婚できるという習慣もありました。葬式のときも読経します。棺は使わず、28mほどの木綿の織物で遺体を包んで埋葬します。服装は漢族とかわりませんが、年配で回族意識の高い男性は白いフチのない帽子をかぶっています。
中国語名:
清真大寺(qīng zhēn dà sì)
中国語名の読み方:
チン ジェン ダー スー
英語名:
Great Mosque

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