小雁塔

概況:
小雁塔(薦福寺塔)は、西安市の中心部に位置する西安博物院の境内に静かに佇む、唐代の美しい密檐式磚塔です。707年から710年(唐・景龍年間)に建立され、高僧・義浄がインドから持ち帰った仏典や仏像を納めるために建てられました。大雁塔とともに唐の長安城を今に伝える貴重な遺構であり、その優美でしなやかなシルエットは「古代建築芸術の模範」とも称されます。15層で建てられましたが、幾度かの地震の影響で現在は13層、高さ43.4メートルとなっています。何度も地震で裂けながらも「神合」と呼ばれる不思議な現象で修復されたという伝説を持つ、まさに「不倒翁(倒れない翁)」のような建築的奇跡でもあります。1961年に国務院により第一回全国重点文物保護単位に指定され、2014年には「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の構成資産としてユネスコ世界遺産にも登録されました。大雁塔の喧騒とは対照的に、緑豊かで静謐な雰囲気が漂う場所として知られています。

見所:
世界遺産に登録された唐代密檐式磚塔の傑作で、その優美なシルエットと精巧な造形は必見です。
「関中八景」の一つ「雁塔晨鐘」で知られる、金代(1192年)に鋳造された巨大な鉄鐘を見学できます。かつては時を告げる鐘として街に響き渡りました。
幾度かの大地震で塔身が裂け、その後自然に修復されたという「三離三合」の伝説「神合」の跡を目にすることができます。
小雁塔を含む西安博物院では、貴重な歴史文物約2000点を展示しており、長安の歴史を深く学べます。
境内は古木が鬱蒼と茂り、季節ごとに異なる表情を見せる静かな庭園が広がり、散策に最適です。

入場料:
西安博物院园区への入場は無料ですが、小雁塔内部への登塔には別途料金がかかります(当日現地購入)。
登塔料金:大人30元、学生証提示で半額(15元)。
中国語名:
小雁塔+荐福寺+西安博物院(xiǎo yàn tǎ jiàn fú sì xī ān bó wù yuàn)
中国語名の読み方:
シァオ イェン ター ジェン フゥ スー シー アン ボー ウ ユェン
英語名:
Small Wild Goose Pagoda
小雁塔の観光時間:
ハイシーズン(3月15日~10月31日):9:00~18:00(最終入場17:00)。
ローシーズン(11月1日~3月14日):9:00~17:30(最終入場16:30)。
※毎週火曜日(法定休日を除く)及び旧正月の大晦日は全日閉館となります。
小雁塔へのアクセス:
住所:
陕西省西安市碑林区友谊西路72号(西安博物院院内)。
公共交通機関:
地下鉄2号线「南稍門」駅下車、A1出口から西へ徒歩約10分。
バスをご利用の場合は、「小雁塔」バス停で下車します。18、21、29、32、40、46、203、204、218、224、407、410、508、521、700、707、713、720、遊7、遊8(610)など、多数の路線が乗り入れています。
注意事項:
園區への入場には、身分証明書に基づく実名制の事前予約が必要です。西安博物院の公式ウェブサイトや微信(WeChat)公式アカウントなどから予約できます。 火曜日が定休日となりますので、訪問予定日をご確認ください(法定休日の場合は開館)。 園區内は基本的に無料ですが、小雁塔内部に登塔する場合は別途切符の購入が必要です。 施設内では手荷物検査がありますので、ご協力をお願いします。 静かな歴史的環境を保つため、境内では大声での会話はお控えください。また、指定された場所以外での飲食はご遠慮ください。
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