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八路軍西安弁事処記念館

概況:
八路軍西安弁事処記念館は、西安市の中心部、新城区北新街の七賢庄(しちけんしょう)に位置する、抗日戦争の重要な歴史的舞台です。1936年、中国共産党はここに秘密連絡所を設立し、その後、国共合作に基づき「八路軍駐陝弁事処」として公開活動の拠点となりました。1936年から1946年までの10年間、全国の八路軍・新四軍弁事処の中で最も早く設立され、最も長く活動を続け、最も影響力のあった機関として、抗日民族統一戦線の推進、物資の調達・輸送、そして延安を目指す数多くの愛国青年や国際友人を送り出す「赤い橋梁」の役割を果たしました。周恩来、朱德、劉少奇、彭徳懐、葉剣英、鄧小平をはじめとする多くの指導者や、白求恩、柯棣華といった国際主義戦士もここに滞在しました。現在は当時の建物を保存・復元した記念館として、貴重な文物とともに当時の緊張と熱気に満ちた日々を現代に伝えています。

見所:
七賢庄一号院の旧跡復元展示では、周恩来総理や朱德総司令らが実際に使用した応接室、事務室、寝室などが当時のままの姿で再現されており、歴史の現場に立つ臨場感を味わえます。
三号院の「八路軍駐陝弁事処史実陳列」では、豊富な歴史写真、文献、文物を通じて、抗日戦争期の「西弁」の重要な役割と輝かしい業績を学ぶことができます。
四号院では、中国の革命を支えたアメリカ人女性ジャーナリスト、ヘレン・スノーの生涯を紹介する「ヘレン・スノー生誕展」が開催されています。
当時、秘密連絡所として機能していた「ドイツ人歯科医師・馮海伯歯科診所」のレプリカや、地下に設置された秘密電台の跡を見学できます。これらは困難な状況下での巧妙な活動を物語っています。
記念館には、歴代指導者が使用した品々や、当時の証章、電台設備など、一級文物を含む655点以上の貴重な文物が所蔵・展示されています。

入場料:無料
中国語名:
八路军驻西安办事处纪念馆(bā lù jūn zhù xī ān bàn shì chǔ jì niàn guǎn)
中国語名の読み方:
バー ル ジュン ジュウ シー アン バン シ チュウ ジ ニェン グァン
英語名:
The 8th Armys Office
八路軍西安弁事処記念館の観光時間:
ハイシーズン(3月1日~11月30日):9:00〜17:00(入場は16:30まで)
ローシーズン(12月1日~2月末日):9:00〜17:00(入場は16:30まで)
※毎週月曜日は休館日となります(祝日を除く)。
八路軍西安弁事処記念館へのアクセス:
住所:
陝西省西安市新城区北新街七賢庄一号。
公共交通機関:
市内バス103路、104路、105路に乗車し、「革命公園」または「北新街」バス停で下車し、徒歩数分で到着します。
地下鉄1号線「五路口」駅からも徒歩圏内です。
注意事項:
記念館は毎週月曜日が定休日です(祝日を除く)。訪問予定日を事前にご確認ください。 館内は歴史的建造物であり、貴重な文化財を保存するため、大声での会話や走り回る行為はご遠慮ください。展示品には手を触れないようお願いします。 記念館は無料で入場できますが、団体での見学や解説を希望される場合は、事前に電話(029-87214661)で予約・確認することをお勧めします。 館内の展示をより深く理解するために、音声ガイドの利用や、可能であれば解説員の説明を受けることをお勧めします。 敷地内は静粛な雰囲気です。服装については過度な露出は避け、落ち着いた格好で参観しましょう。
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