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秦陵地下宮殿

概況:
秦陵地宮展覧館は、始皇帝陵の西側約2キロに位置する人造観光施設です。司馬遷の『史記』などの歴史記録と現代の科学的探査結果に基づいて、発掘されていない実物の秦陵地宮と陵園の構造を立体的に再現しています。建物は地上と地下の二層構造で、高さは25.7メートルあり、始皇帝の巨大な地下宮殿の壮大なスケールを縮小模型や映像技術で体感することができます。

見所:
展示ホールでは、始皇帝が成し遂げた文字・貨幣・車軌の統一など、秦王朝の重要な政策が紹介されています。
地上部分では、260平方メートルの大型サンドテーブル(模型)で、陵墓の封土、内外の城壁、さまざまな建造物の配置など、56.25平方キロメートルにも及ぶ広大な陵園の全体像が再現されています。
地下部分では、階段状の構造で深さ8.7メートルの模擬地宮に入ることができます。東西の墓道や耳室、中央に置かれた始皇帝の棺椁の模型、そして「水銀の川」や「天文星図」など、文献に描かれた神秘的な地下世界の様子を学ぶことができます。
館内には、始皇帝の登基シーンや陵園建設の様子などを描いた壁画や蝋人形も展示され、当時の歴史的場面を生き生きと伝えています。

入場料:大人 35元前後(情報源により27元、30元、35元、50元などと記載があります。最新の料金は公式情報をご確認ください。)
中国語名:
秦陵地宫(qín líng dì gōng)
秦陵地下宮殿の観光時間:
ハイシーズン:8:30〜17:00(または18:00)
ローシーズン:8:30〜16:30(または17:00)
秦陵地下宮殿へのアクセス:
住所:陝西省西安市臨潼区秦陵北路136号
公共交通機関:西安駅周辺から臨潼区行きのバスに乗り換え、臨潼303路バスで「秦陵中学」バス停で下車、徒歩すぐ。または、地下鉄9号線「銀橋大道」駅下車後、徒歩約1.9キロ。
注意事項:
あくまで史料に基づいた再現展示であり、実物の始皇帝陵地下宮殿は文化財保護のため未発掘であることをご理解ください。
インターネットでチケットを購入する場合、身分証ではなく予約確認の電子コードでの引き換えが必要な場合がありますのでご注意ください。
館内の地下部分など、展示によってはガイドさんの解説を聞きながら見学すると、理解が深まります。団体客と時間が重ならない時間帯を選ぶと、落ち着いて見学できるかもしれません。
一部のエリアでは文化財保護のため、靴カバーを着用するなど、指示に従ってください。
周辺にはレストランが少ないため、飲み物や軽食を事前に準備されると便利です。
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