旅情中国 > 中国旅行ガイド > 中国観光地案内 > 陜西省 > 西安 > 西安碑林博物館

西安碑林博物館

概況:
西安碑林博物館は、西安市の中心部、南門(永寧門)の東側に位置する、中国で最も古く、収蔵碑石が最も多い芸術博物館です。その起源は北宋の元祐2年(1087年)にまで遡り、唐の『開成石経』や『石台孝経』などの重要石碑を保護するために創設されました。その後、金、元、明、清の各時代を経て拡充され、現在の姿は明清時代の西安孔廟の古建築群を利用しており、緑豊かな庭園式の雰囲気を持っています。館内には漢代から清代に至るまでの碑石、墓誌、石刻造像など、約1万1千点以上の文物が収蔵されており、そのうち国宝級文物は134件、一級文物は535件にのぼります。書道史上の名品が集まる「書法芸術の宝庫」であると同時に、石刻芸術の殿堂としても知られ、1961年には第一陣の全国重点文物保護単位に指定され、2008年には国家一級博物館に認定されました。

見所:
第一展室に並ぶ『開成石経』は必見です。唐代に儒学の経典を正確に後世に伝えるために刻まれた石の書物で、114石に60万字以上が刻まれており、現存する唯一の完璧な石刻経書です。
第二展室は唐代の書道の精華が集まっています。顔真卿の『多宝塔碑』、柳公権の『玄秘塔碑』、欧陽詢の『皇甫誕碑』など、書道を学ぶ者にとっては垂涎の名碑がずらりと並びます。また、僧・懐仁が王羲之の字を集めて刻んだ『大唐三蔵聖教序碑』も「三絶碑」として有名です。
『大秦景教流行中国碑』は、唐代にネストリウス派キリスト教(景教)が中国に伝来した歴史を記録した世界的に貴重な石碑で、古代の東西文化交流を物語る一級史料です。
石刻芸術室には、中国石刻芸術の傑作が展示されています。特に、唐の太宗李世民が愛用した6頭の戦馬を彫刻した「昭陵六駿」のうち、4駿(什伐赤、青騅、特勒驃、白蹄烏)が収蔵されています。
博物館の建物自体も見所です。明清時代の孔廟の建築群(照壁、牌坊、泮池、戟門など)を利用しており、石碑が林立する荘厳な空間と、中国伝統の庭園が調和した独特の景観を楽しめます。

入場料:
2025年5月12日から、季節に関わらず統一料金が適用されています。
大人:85元
学生(学生証提示など):42元
※6歳以下または身長1.2メートル以下の児童、65歳以上の高齢者(身分証提示)、障害者、現役軍人などは、規定により無料となる場合があります。
中国語名:
西安碑林博物馆(xī ān bēi lín bó wù guǎn)
中国語名の読み方:
シー アン ベイ リン ボー ウ グァン
英語名:
Xian Stele Forest Museum
西安碑林博物館の観光時間:
ハイシーズン(3月1日~11月30日):8:00~18:30(入場は17:45まで)。
ローシーズン(12月1日~次年2月末日):8:00~18:00(入場は17:15まで)。
西安碑林博物館へのアクセス:
住所:陝西省西安市碑林区三学街15号。
公共交通機関:
地下鉄が最も便利です。2号線の「永寧門」駅(南門駅)で下車し、D1出口から東へ(城壁内側へ)徒歩約10分です。
バスをご利用の場合は、「文昌門」や「南門里」バス停が最寄りです。多くの路線が経由しています。
注意事項:
入館の際は、身分証やパスポートなどの身分証明書を必ずお持ちください。学生の方は学生証の提示で割引が適用されます。 館内の貴重な石碑や文物を保護するため、フラッシュや三脚を使用した写真撮影は禁止されている場合があります。表示に従って行動しましょう。 静かな環境で文化的遺産を鑑賞する場ですので、館内では大声での会話や走り回ることはお控えください。 館内は広く、見応えのある展示がたくさんあります。 ゆっくり鑑賞するには、少なくとも2~3時間は見込んでおくことをお勧めします。 夏季は混雑する可能性があります。 スムーズな入場のために、可能であればオンラインでの事前予約(公式サイトや旅行プラットフォームを通じて)を検討されると良いでしょう。

西安碑林博物館の写真

西安碑林博物館についてのお問い合わせ
西安碑林博物館についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ