咸陽博物館

概況:
咸陽博物院は、かつて秦の都として栄えた咸陽市の中心部、中山街に位置する歴史博物館です。その館址は、明の洪武4年(1371年)に建立された咸陽文廟(孔子廟)を利用しており、由緒ある歴史的建築物の中に、古代中国の息吹を今に伝える数々の至宝が収められています。1962年に開館し、2015年に博物館から「博物院」へと名称が改められました。主に秦・漢から唐にかけての歴史文物を収蔵・展示しており、特に秦の都「咸陽」と、周辺に広がる漢代皇帝陵墓群から出土した文物を数多く所蔵していることが大きな特徴です。館蔵品は2万点を超え、その中には国宝級の貴重な文物も多数含まれています。

見所:
第一の見どころは、秦の歴史と文化を物語る「秦咸陽文明展」です。戦国時代の錯金銀鼎や安邑下官鍾など、精巧な工芸品を通じて、統一前後の秦の技術力と文化の高さを感じることができます。
必見は「西漢三千彩繪兵馬俑」です。漢の高祖・劉邦の長陵陪葬墓から出土した、3000体にも及ぶ彩色された兵馬俑は、秦の兵馬俑とはまた異なる穏やかな表情と造形で知られ、「東に秦俑、西に漢俑あり」と称されるほどです。
館内には、漢代の玉仙人奔馬や玉俑頭、唐代の刻花赤金壺、三彩単峰駱駝など、各時代を代表する貴重な文物が数多く展示されています。
明清代に「関中八景」の一つとして謳われた「咸陽古渡」の歴史を紹介する「古渡千秋展」も設けられています。こちらは別館の古渡遺址博物館でご覧いただけます。
博物館そのものが文化財である点も魅力です。明代の文廟建築を利用した館内は、落ち着いた雰囲気の中で歴史探訪が楽しめます。

入場料:無料ですが、事前の実名制予約が必要です。
中国語名:
咸阳博物馆(xián yáng bó wù guǎn)
中国語名の読み方:
シェン ヤン ボー ウ グァン
英語名:
Xianyang Museum
咸陽博物館の観光時間:
火曜日から日曜日まで:9:00 ~ 17:30 (17:00に入場受付終了)。
毎週月曜日は休館日です(祝日・法定休日の場合は開館し、翌平日が振替休館となります)。
咸陽博物館へのアクセス:
住所:陝西省咸陽市渭城区中山街53号
公共交通機関:
西安から訪れる場合は、西安地下鉄1号線に乗車し、「沣河森林公園」駅で下車します。その後、タクシーを利用するか、咸陽市行きのバスに乗り換えて「市中心」バス停などで下車し、徒歩で向かいます。
あるいは、西安城西客運站(長距離バスターミナル)から咸陽行きのバスを利用し、咸陽市中心部で下車後、タクシーを利用する方法もあります。
注意事項:
入館には、公式ウェブサイトや微信公式アカウント「咸陽博物院官微」からのオンライン予約、または電話(029-33231998)による予約が必要です。 65歳以上の高齢者、16歳以下の未成年者、障害者、現役軍人および退役軍人の方は、有効な身分証明書を提示することで、予約なしでサービスカウンターで入場手続きができます。 館内は一方通行の見学ルートが設定されている場合があります。入口は観光客サービスセンター、出口は文廟博物館西門となるので、ご注意ください。 貴重な文化財を保護するため、展示室内でのフラッシュ撮影や三脚の使用は禁止されている場合があります。また、展示品には手を触れないようお願いします。 混雑時には入場制限が行われることがあります。スムーズな見学のため、できるだけ早めの予約と、開館時間への余裕を持った来館をお勧めします。

咸陽博物館の写真

咸陽博物館についてのお問い合わせ
咸陽博物館についてのご質問をどうぞ、24時間以内返信します、見積もりは何回も無料!
についてのお問い合わせ